オンラインで世界同時開催 画期的な試みを取り入れた「デウス・バイク・ビルドオフ」が渋谷で復活

アパレルを主軸に様々なコンテンツを展開する「デウス・エクス・マキナ・ジャパン」は、2019年7月20日にカスタムバイクの展示イベント「デウス・バイク・ビルドオフ」を開催しました。3年ぶりに復活を遂げた同イベントは、どのような進化を見せたのでしょうか。

インターネットによる世界規模のカスタム・バイクコンテストに向けたプレイベント

 2019年7月20日、ファッションを主軸に、モーターサイクルとサーフィン、オフロードとオンロード、ストリートとレーシングなどをジャンルレスで展開するブランド「デウス・エクス・マキナ・ジャパン」によるイベント「デウス・バイク・ビルドオフ」が三年ぶりに復活し、東京都渋谷区の“スペースエッジ”にて行われました。

東京は渋谷区にある“スペースエッジ”で開催されたデウス・バイク・ビルドオフ・イベント・トウキョウ2019。バイクパーキングも、入場も無料で開催されました

 2015年に神奈川県鎌倉市七里ガ浜、翌2016年には東京都江東区お台場で開催された同イベントは、アウトドアの会場にエントリーバイクが立ち並び、盛況を博したものです。今回は趣を変え、多目的スペースである“スペーズエッジ”にて開催されました。

 あたかもミュージアムのような雰囲気の中、過去のコンテスト入賞車両や今回の先行エントリー車両が一堂に会したのですが、これまでと大きく違うポイントが、世界各地のローカルで行われるというスタイルではなく、インターネットによるオンラインで世界同時開催されているという点です。

会場に入ると過去の日本大会でアワードを獲得した車両が展示されます。まるでミュージアムのような空間にカスタムが並ぶ光景はマニア心を刺激します

 同イベントを主催する“デウス・エクス・マキナ”(以下:デウス)といえば2006年にオーストラリアで設立され、今ではシドニー/LA/バリ/ビアリッツ/ミラノ/東京の世界6都市でショップを展開する規模にまで成長を遂げています。様々な側面からモーターサイクルの魅力を伝えるブランドとして知られる“デウス”が開催した今回の“ビルドオフ”は、それらの都市はもちろん、事前の写真エントリーがあれば世界のどの国からでも参加可能な、まさに“地球規模”と呼べるイベントとなっています。

 もちろん、我が国、日本からもエントリーが可能でプレ・プロモーション的に今回のイベントが開催されたのですが、グローバル・オンライン・コンペティションの締め切りは7月31日、世界の国々から選ばれた審査員によるジャッジ結果は8月10日に発表されます。優勝者には世界6カ国で展開されている好きなデウスショップへ行けるペア旅行券が贈呈されるなど、ビッグなプレゼントが用意されているとのことです。

ボーダレスなバイクの世界を目指す“デウス”の仕掛け

 このように、まさに世界規模で開催される“デウス・バイク・ビルドオフ”ですが、今回の日本で行われたイベントには現在、アメリカのカリフォルニアに拠点を置き、世界を股にかけ活躍する日本人ビルダー “チャボエンジニアリング”の木村信也氏もゲストとして来日。

会場の中ではゲストのチャボエンジニアリングの木村信也氏がトークショーを展開。世界のモーターサイクルイベントをテーマに語り、訪れた観客の皆さんを楽しませました

 過去に日本で開催された同ショーでアワード受賞者に贈呈されるレリーフを製作したことでも知られる同氏が、フリーランスのモーターサイクルジャーナリストである河野正士氏の進行のもと、世界のカスタムモーターサイクル・イベントをテーマにトークショーを展開し、訪れた人々を大いに楽しませることなりました。

 今の世の中、インターネットを介して様々な情報が一瞬で世界に伝わるようになっていますが、まさに今回の「デウス・バイク・ビルドオフ」は、サイトに自慢の愛車をポストすれば、世界への扉が開かれる画期的な試みといえるものです。プロ、アマ問わずワードを検索し、クリックすることによってデウス・エクス・マキナが標榜する、ボーダレスな素晴らしきモーターサイクルの世界が、ともすれば貴方の前に広がるのかもしれません。

【了】

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Writer: 渡辺まこと

ハーレーや国産バイクなど、様々な車両をベースにアメリカン・テイストのカスタムを施した「CHOPPER」(チョッパー)をメインに扱う雑誌「CHOPPER Journal」(チョッパージャーナル)編集長。カスタム車に限らず、幅広いバイクに対して深い知識を持つベテラン編集者。

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