サーキットで活躍するレーシングバイクさながらの性能と雰囲気! トライアンフ「DAYTONA Moto2 765 リミテッドエディション」登場
トライアンフは史上初の公式Moto2 Dorna Sports(MotoGPの商標を所持する会社)ライセンス取得済みの限定車「DAYTONA Moto2 765リミテッドエディション」を発表しました。
ファクトリーマシンに限りなく近い性能が与えられた765台の限定車
トライアンフモーターサイクルズジャパンは、2輪レース「Moto2世界選手権」で活躍するファクトリーマシンをイメージした新型「DAYTONA Moto2 765リミテッドエディション」を発表しました。日本での発売時期は2020年2月を予定しているといいます。
1966年にフロリダ州で行われたレース「デイトナ200」での勝利をモデル名の起源に持つ「DAYTONA(デイトナ)」は、90年代初頭にモデルラインナップに復活。ライダーにPeter Hickmanを起用した2019年マン島スーパースポーツレース2で勝利を収めることで、その高い走行性能をアピールしています。
今回発表された「DAYTONA Moto2 765リミテッドエディション」は、Moto2で戦うファクトリーマシンの走りに最も近い、公道で走行可能な特別なモデルで、個別のシリアルナンバーが入った765台の限定車です。
搭載される3気筒765ccのエンジンはMoto2エンジンの開発チームと同じ専門家チームにより設計されたもので、12250rpmで130PSを発揮。高度なエンジンコントロールユニットによる制御やArrow製チタンマフラーなどの採用により、レース向けのパワーとロード向けのパフォーマンスを両立しています。
フルカーボンのボディで徹底的に軽量化
「DAYTONA Moto2 765リミテッドエディション」では、新のレーシングスタイルを実現するため、フェアリングやシングルシートカウル、レース仕様のロワーチェーンガードなどにカーボン素材を採用し、徹底的に軽量化されています。
シャシーにおいては、ブリティッシュスーパーバイク選手権、マン島TTスーパースポーツで複数の勝利を収めた「Daytona R」と同様の精密で理想的なシャシーを採用することで、これまでに製造されたDaytona史上、最もダイナミックで正確なハンドリングとなっています。
そのほか、高性能なブレンボ製ブレーキキャリパーやオーリンズ製サスペンションの標準採用、35種類以上の純正アクセサリーも用意された「DAYTONA Moto2 765リミテッドエディション」は予価(消費税10%込)235万円となっています。
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