ドゥカティ新型「パニガーレV2」登場 ツインエンジン搭載のスーパーミドル【EICMA2019事前情報】
ドゥカティは、2020年モデルとして新型「Panigale V2(パニガーレV2)」を発表しました。イタリア・ミラノで11月7日から一般公開となる「EICMA2019」に展示されます。
リッタークラスでもミドルクラスの親しみやすさ
ドゥカティに新型「パニガーレV2」が登場しました。排気量955ccのスーパークアドロ・エンジンを搭載した“スーパーミドルクラス”のスポーツバイクです。
水冷L型2気筒エンジンを搭載したパニガーレV2は、前身となる955ccのL型2気筒エンジンを搭載した「959パニガーレ」を徹底的に改良し、名称を変更して新しいデザインを採用しています。
快適性を向上させたシートやサスペンション設定により、これまで以上に扱い易さを実現しながら、最新の電子制御システムもふんだんに盛り込まれ、より安全性の高いスポーツパフォーマンスを提供するものとしています。
2020年より適用される欧州自動車排出ガス規制「ユーロ5」に適合したスーパークアドロ・エンジンは、最高出力155ps/10750rpm、最大トルクは104Nm/9000rpmを発揮します。
エンジンを車体の剛性メンバーとし、エアクリーナーボックスの機能も備えたモノコックフレームを中心に構築された骨格は、バイクの主要な構成部品を包み込む大型フェアリングにより、視覚的にコンパクトな印象を与えています。
車体左側には片持ち式スイングアーム、エンジン下に配置されたコンパクトなサイレンサーからエンドパイプを車体右側に出し、ドゥカティのスーパーバイクならではのデザインを実現しています。
シート高840mmに車両重量200kgとなる車体は伝統的なドゥカティ・レッドに彩られ、ブラック仕上げホイールによってその鮮やかさが強調されています。
ドゥカティ新型「パニガーレV2」(2020年型)の価格(消費税10%込み)は225万円です。
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