スポーツツアラーのパイオニア 誕生20周年目を迎えるヤマハ「FJR1300」の最新モデルが登場【EICMA2019】

ヤマハはスポーツツアラー「FJR1300AS Ultimate Edition/FJR1300AE Ultimate Edition」をイタリア・ミラノで開催されたEICMA2019で発表しました。

ブラック掛けるゴールドで精鋭なイメージに

 ヤマハは2019年11月5日から10日にかけて開催されたバイクの見本市「EICMA2019」でスポーツツアラー「FJR1300AS Ultimate Edition/FJR1300AE Ultimate Edition」の2020年モデルを発表しました。

EICMA2019で発表されたヤマハ「FJR1300AE Ultimate Edition」

 2000年9月13日、南ドイツ・バイエルン州で開かれた二輪車ショー『インターモトミュンヘン2000』で初代モデルが初公開された「FJR1300」シリーズは、過去20年間で12万人ものライダーに愛されてきたスポーツツアラーのパイオニア的存在です。

 モデルチェンジのたびに熟成を重ねてきたFJR1300の2020年モデルでは、シルキーなフィーリングの6速ミッション搭載1298ccエンジン、電子制御のフロントサスペンション、快適性を高め風や天候からの保護を強化する電子調整可能なハイスクリーン、長距離旅行での快適性をさらに高めるウインドディフレクター、ヒートグリップ、12Vソケットなど、長距離ツーリングに最適な機能がふんだんに詰め込まれています。

 快適性のほか、走行性能にも拘ったFJR1300では、走行モード切り替えシステム、後輪の空転を防ぐトラクションコントロールなどの最新電子制御も搭載。

クラッチレバー無しで操作出来るヤマハ「FJR1300AS Ultimate Edition」

 上位グレードにあたる「FJR1300AS Ultimate Edition」ではクラッチレバーがなく、変速操作は左足のシフトペダルと左ハンドルスイッチにあるハンドシフトレバーのどちらでも変速が可能な「ヤマハ電子制御シフト」や、バンク角に応じて照射エリアを広げる「LEDコーナリングライト」も搭載されています。

 ヤマハによると現状、日本での販売は未定といいますが、ブラック&ゴールドのカラーリングでより精鋭になった2020年モデルだけに、導入が期待されます。

【了】

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