カワサキ「Z H2」ドゥカティ「ストリートファイターV4」と真っ向勝負! MVアグスタ「ブルターレ1000RR」新型モデル発表【EICMA2019】
イタリアのバイクメーカー「MVアグスタ」は、リッタークラスのネイキッドバイク「ブルターレ1000RR」の新型モデルをEICMA2019で発表しました。
個性溢れるスタイルを体現した美しい野獣
イタリアの「MV Agusta(エム・ヴイ・アグスタ)」は、2019年11月5日から10日にかけて開催されたバイクの見本市「EICMA2019」で大型のネイキッドモデル「Brutale 1000RR(ブルターレ1000RR)」の2020年モデルを発表しました。
個性あふれるスタイルが印象的な「ブルターレ1000RR」は、先駆けて販売された限定車「ブルターレ1000RRセリエ・オロ」の兄弟車といえるモデルです。
ドゥカティのハイテク・ネイキッド「ストリートファイターV4」シリーズと同じく208HPを発揮する998ccの4気筒エンジンには、新型のクランクシャフトを採用することで低回転域での振動を軽減。併せて新型のバルブガイド、カムシャフトを用いることで最高速は300kmに達すると発表されています。
また、カーボン製のホイールを採用した「ブルターレ1000RRセリエ・オロ」に対し、「ブルターレ1000RR」では鍛造アルミホイールを採用。電子制御サスペンションとステアリングダンパーは共通の装備とされています。
2019年はカワサキ「Z H2」やドゥカティ「ストリートファイターV4」など、高性能なネイキッドモデルが発表され、話題を集めましたが、これらの車種がメーカー各社にどのような恩恵をもたらすのか、注目したいところです。
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