セクシーでもパワフル! バイクに乗る女性キャラ3選
バイクを乗りこなす女性はとても魅力的ですが、アニメや映画ではその魅力がさらに引き立てられて描かれています。今回は、バイクに乗るシーンが印象的な3名の女性キャラクターを、バイクと共に紹介します。
実写でも、アニメでも、バイクを乗りこなす女性たち
●峰不二子(ルパン三世)
峰不二子は、言わずと知れた人気作品「ルパン三世」に登場するメインヒロインです。高身長や抜群のプロポーションから、バイクに乗るシーンも非常に魅力的に見えます。
バイクに乗る峰不二子は、1967年から連載された漫画や、1971年から放送されたテレビアニメシリーズからも確認できます。両作品ともルパン三世では最初期のものとなり、現在も峰不二子がバイクに乗るシーンはたびたび描かれています。特に、革製スーツで大型バイクに乗るシーンは印象的ではないでしょうか。
また、峰不二子は大型バイクに乗るシーンが多く描かれています。アメリカのメーカーである「ハーレー・ダビッドソン」をはじめ、劇場版のルパン三世 カリオストロの城では、イギリスの「トライアンフ」、2015年から放送されたテレビアニメ第4シリーズでは、イタリアの「ドゥカティ」に乗っていると思われるシーンもありました。
大型バイクに乗る姿は、スタイル抜群の峰不二子ならではと言ってもいい魅力でしょう。
また、峰不二子が乗る最初のバイクについては諸説あり、ハーレー・ダビッドソンとする説や、モトグッツィではないかという説もあるそうです。古い作品でわからない点も多いですが、昔からバイクに乗るキャラクターとして愛されていたことが伺えます。
●キャットウーマン(バットマン)
キャットウーマンは、アメリカンコミックス「バットマン」に登場するダークヒロインという立ち位置です。主人公であるバットマンとは、時に戦い、時に助け合うような、非常に複雑な関係であり、それがキャラクターとしての魅力となっているのでしょう。
バットマンは実写化もされている作品であり、さまざまな女優がキャットウーマンを演じています。その中でも印象に残る作品が、アン・ハサウェイ演じるキャットウーマンが登場する「ダークナイト・ライジング」です。
バットマンの専用マシンとして、独特の外観をしたバットモービルというクルマがありますが、キャットウーマンはその2輪車である「バットポッド」を操るシーンがあります。スーパーカーのような極太のタイヤを前後に持つバットポッドは、映画の中でもさまざまな活躍を見せました。
ちなみに、映画で使われたバットポッドにはエンジンがついており、実際に走行できます。エンジンはホンダ製の750cc、タイヤサイズは31インチとも言われています。キャラクターもバイクも特徴的で、一度見たら忘れられなくなりそうです。
●佐倉羽音(ばくおん!!)
佐倉羽根は、バイクに乗る女子高生たちの日常を描いたバイクアニメ「ばくおん!!」のメインヒロインです。他のキャラクターと異なり、最初はバイクに興味のない人物として登場し、とあるきっかけからバイク免許の取得を目指すことになります。
佐倉羽根の通う学校は、長い坂を登った場所にあります。自転車で通学をしていましたが、バイクで通学する同級生と出会い、バイクの魅力を教えてもらいながら、新たな友達とバイクのある高校生活を過ごすことになります。現在の日本ではバイク通学はあまり一般的とは言えませんが、そこはあくまでもフィクションとして捉えましょう。
作中で佐倉羽音は、まず教習車である「CB400SF-K」に乗ります。教習車であるためパワーが抑えられ、外装にも転倒した時のためのパイプが追加されています。卒業後は「CB400SF SPEC3」に乗ります。同車はピンク色に塗られており、女の子らしいセンスが伺えます。
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アニメにおいてバイクに乗る女性を紹介しましたが、実写映画などの作品では、女優がバイクに乗るのはリスクが高いと言われています。あるハリウッド映画では、女優がバイクに乗るシーンを撮影するにあたって、プロのレーサーによるレクチャーを受けたという例もあります。
ですが、それだけ難しい大きなバイクであるからこそ、乗りこなす女性の姿はより魅力的に見えるのでしょう。
バイクに憧れる未来の女性ドライバーの方には、様々な試練を踏ん張って乗り越え、アニメキャラ顔負けに街を疾走してもらいたいですね。
【了】