カワサキ「Ninja ZX-25R」2020年内の販売店からの予約が年間目標5000台に到達 「Z900RS」以来の大ヒットを記録
カワサキは新開発の4気筒250ccエンジンを搭載した新型車「Ninja ZX-25R」を2020年9月10日に発売しました。年間5000台の生産が予定されているNinja ZX-25Rですが、すでに堅調な推移を見せているようです。
予約開始からわずか1ヶ月半で目標に到達
カワサキは新開発の4気筒250ccエンジンを搭載した新型車「Ninja ZX-25R」を2020年9月10日に発売しました。

7月より予約を開始し、ついに発売となった「Ninja ZX-25R」は、2021年3月までに5000台を国内市場で販売する予定でしたが、現状ではどのように推移しているのでしょうか。カワサキの広報部に伺ってみました。
―――話題を集めたNinja ZX-25Rがついに発売となりましたが、予約状況はどのような状態になっているのでしょうか。
予約開始直後から大きな反響を頂き、発売までの期間で相当数の予約を頂きました。現在も堅調に数字を伸ばしているところです。
―――Ninja ZX-25Rは、7月に発表し2021年3月までに5000台の販売が計画されていますが、実際には何台ほど予約されているのでしょうか。
大変うれしいことに、全国の販売店に2020年12月までに何台予約したいか確認したところ販売計画台数の5000台に到達しました。
もちろん、これは予約台数であり、登録台数ではありませんからすべての車両が登録されるかは定かではありませんが、大きな手応えを得ています。また、増産についても検討していく予定です。
―――近年ですとZ900RSが堅調なセールスを記録したことが記憶に新しいですが、それと比較するとどうですか?
2017年に発売したZ900RSも同様に大きな反響を集めましたが、Z900RSはZ900RS Cafeと併せ、5000台ほどが登録されました。
Ninja ZX-25Rはまだ発売したばかりで登録台数などの統計はとれていませんが、Z900RSシリーズ以来のヒットとなる可能性は大いにありえます。

―――SEとスタンダード、どちらのグレードに予約が集まっているのでしょうか。
やはり装備が充実したSEのほうが比率的に大きな割合を締めています。しかし、スタンダードも一定数の数が集まっております。おそらくこれはカラーリングの好みなどに起因するものかと思います。
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ホンダ「CT125ハンターカブ」に続き、2020年のヒットモデルとなったカワサキ「Ninja ZX-25R」。ワンメイクレースなども予定されているだけに、今後の展開にさらなる期待が掛かります。
【了】