Curtiss Motorcycles最新電動バイク「Curtiss 1」初期ロット1000万円オーバーの超高級モデル発売
米国のバイクブランド「Curtiss Motorcycles」は、最新の電動バイク「Curtiss 1」を発売しました。どのような特徴があるのでしょうか。
超高額で独創的な最新電動バイク
米国のバイクブランド「Curtiss Motorcycles」は、最新の電動バイク「Curtiss 1」を発売しました。
もともとは1902年に設立されたCurtiss Motorcyclesは、二輪の電動化をリードするために生まれ変わった歴史あるバイクブランドです。
航空機にインスパイアされた電動バイクCurtiss 1は、最大159kW(217馬力)の出力が可能(現状の最高出力は82kWに電子制御)なモーターを採用したモデルで、「Power Pak」と名付けられた420Vの円筒形バッテリーセルを車体中央に搭載。
27度から31度の間でレイク角を変更できる機構(直進安定性などに影響するトレール量の増減が可能)を備えることで、クルーザーのような安定感のある乗り味やロードスポーツモデルのようなクイックなハンドリングを体感することが可能といいます。
また、Curtiss 1の航続距離や充電時間については明かされていませんが、同モデルではカーボン製のパーツを多用することで193kg (425 lb)という車重を実現。フロントとリアにはフルアジャスタブルのRaceTech製モノショックが装着されています。
手作業で製造される初期の15台「GHC Founder’s Edition」(2021年夏より優先してデリバリー)においては11万5000ドル(日本円で約1200万オーバー)と高額なCurtiss 1が電動バイク市場にどのような影響を与えるのか注目したいところです。
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