日本導入時期が気になるXSR125とクリーンなデザインのCAKE

　こんにちは。バイクタレントの岸田彩美です。新生活や新学期、新社会人になった方もいらっしゃるかな。何かと慌ただしいけれど、日々新しい事の多い、ワクワクする4月がスタートしましたね。

　季節の変わり目なので、天気が不安定な日もありますし、朝晩はまだ冷えるので防寒対策は手放せませんが、日中は暖かくなって来たので、バイクに乗って出かける機会も増えてくるでしょう。

　そしてモータースポーツシーズンも開幕しています。私は全日本ロードレース選手権の開幕戦を観に、モビリティリゾートもてぎまでツーリングしましたよ♪

　さて、今回は東京モーターサイクルショーの会場をぐるりと周って素敵だな～と感じたオートバイを私の独断で2つピックアップしました。前半はバイク、後半はウエア関係に分けてお届けしていきたいと思います。

■ヤマハ「XSR125」
　昨年・一昨年とイタリアで開始されたバイクの見本市「EICMA（エイクマ）」に行った際にも、XSR125に関しての記事は取り上げてきました。

　毎年様々なカスタムが施されて展示されており、見た目は125ccに見えない存在感を放ちますが、跨ってみると両足が着くのでほっとするのです。膝の周りもスリムなので、安心して乗れそうだなと感じていました。

　当時、日本では未発売だったので、導入してほしいな～と記事を書いたことを覚えています。そして今回いよいよ日本での発表が決まったので非常に楽しみでした。

　しかし、発売日や諸元などの正式発表に関しては未定とのこと。あくまでもモーターサイクルショーに合わせて試作車として作ったそうです。ノーマル車両に関してもシークレットとのこと。原付二種のマークなどもまだついていないので、細かいところの仕様変更はあるかもしれませんね。ヤマハさん焦らすなあ～(笑)。続報を楽しみに待ちましょう。

　担当者さんのお話によると、欧州ではXSR125で販売していますが、それ以外の国ではXSR155で発売しており、後者の方が販売エリアも広く、販売台数も多いんだそうです。

　現在の市場ではマットなカラーリングを施した車両も多く発売されている一方で、今回展示されているXSR125のように明るい空色にブラウンのシートも素敵だなと感じました。

　個人的な話になりますが、昨年7月に亡くなった我が家のセキセイインコのミルクちゃんと同じ色だったので、このバイクに乗ったらいつでも一緒にいてくれるような気がして、より思い入れが強くなってしまったことをお許しください。

　なおこのカラーリングは発売予定とのことです。私は買ってしまいそうなので……今から貯金頑張りたいと思います!!

■CAKE「Makka」
　2016年に設立したスウェーデン発のプレミアム電動バイクバイメーカーCAKEは、EICMAで出会って以来、何度も取り上げてきました。

　シンプルで無駄のない造りなのに北欧の雰囲気が全開に感じられる圧倒的なデザインで、一目見た時から虜となった私。日本導入を楽しみにしておりました。この春から日本国内でもデリバリーがスタートします。
　バイクのジャケットなど、ライディングウエアのイメージが強いゴールドウィンが代理店を行っているのですが、どのような経緯があったのかを伺いました。

　CAKEはCo2の排出を減らし、環境を汚さずに楽しみながら移動ができるものを作ることを目指している。そしてゴールドウィンも環境守ることを大切にしており、お互いに相乗効果が得られるということで、導入が決まったそうです。

　今回メインで展示されていたMakka（マッカ）は、原動機付自転車の免許で運転することが出来ます。私は初めて鮮やかなスクリーンが取り付けられたバイクを見たので、遊び心満載で可愛いなと思いました。街乗りやアウトドアシーンでの想定がされているそうです。

　また、当日の展示はありませんでしたが、サーフボード、そして……冷蔵庫を取り付けることができるカスタムパーツも用意されているんだとか。使い方によっては、移動販売も出来そうですよね。

さらに皆様に朗報です。4月28日、東京・丸の内ビルディングにCAKE日本初のポップアップショールームが期間限定でオープン予定。展示だけでなく、実際に試乗が出来るようにも準備中とのこと。続報はSNSやホームページで要チェックですね。

　実は私もまだ試乗したことがないので、この機会を逃さないようにしたいと考えています。

　モーターサイクルショーに来ると、あれよあれよと欲しいものが増えてしまうので、よりお仕事頑張らなくては……と思いながら執筆をしている私なのでした。では続いての記事もお楽しみに。最後までご覧いただき、ありがとうございました！