こんなミラーを待っていた! タナックスがカスタムビルダーとの初コラボ製品ナポレオン「46ミラー」発表

バイク用品やゴルフ、自転車用品を開発・製造するタナックスは、新型ミラー「46(ヨンロク)ミラー」を大阪モーターサイクルショーで公開しました。

高い質感と汎用性を両立

 バイク用品やゴルフ、自転車用品を開発・製造するタナックスは、新型ミラー「46(ヨンロク)ミラー」を大阪モーターサイクルショーで公開しました。

タナックスと46worksのコラボミラー「46ミラー」を装着したハスクバーナ「ヴィットピレン401」最新モデル
タナックスと46worksのコラボミラー「46ミラー」を装着したハスクバーナ「ヴィットピレン401」最新モデル

 1947年田中製作所として自転車用バックミラーなどの製造からスタートしたタナックスは、様々なツーリングバッグ/アクセサリーの「MOTOFIZZ」や、クリーニングメンテナンス用品「PITGEAR」、自転車用品の「VELO GARAGE」など、多彩なラインナップを展開する老舗アフターパーツメーカーです。

タナックスと46worksのコラボミラー「46ミラー」
タナックスと46worksのコラボミラー「46ミラー」

 なかでも、同社の主力製品の一つとなるのが、機能性と洗練されたデザインで長きに渡り多くのライダー達から支持されているバックミラー「ナポレオン」ブランドで、豊富なラインナップも魅力の一つとなっています。

 3月15日から17日にかけて開催された大阪モーターサイクルショーではその最新モデルと共に、同ブランド初となるカスタムビルダーとのコラボ製品「46ミラー」も展示。

 46worksのビルダー、中嶋志朗氏
46worksのビルダー、中嶋志朗氏

 同ミラーは2001年に東京の西東京市で複数人の共同出資という形で『リトモセレーノ』を設立し、2014年からは山梨県、八ヶ岳南麓に移住し、自らの工房である『46 works (ヨンロクワークス)』を設立した中嶋志朗氏とのコラボレーションによるもので、中嶋氏がハンドメイドで製作したものをベースに開発。

 多くのカスタムショーで高い評価を得ている46worksならではの高いデザイン力と機能性に優れたナポレオンブランドの融合が果たされています。

 46 Worksとのコラボ製品について、タナックスの企画部 開発科主任の桃井真さんは次のように話します。

タナックスと46worksのコラボミラー「46ミラー」。角度調整部には回転防止加工も施されています
タナックスと46worksのコラボミラー「46ミラー」。角度調整部には回転防止加工も施されています

「当社としては初となるビルダーさんとのコラボ製品は、ネームバリューのある“ナポオン“ブランドの名前を使わせていただきつつ、高級感、カスタム感がありつつ高い汎用性を持つ製品に仕上げてあります。

 ビルダーさんがカスタムバイクを手掛ける際は、極力ミラーを目立たないようにデザインすること多いように感じていますが、この製品では中嶋さんがハンドメイドで作られたものをベースに、形状をくずさずに量産できるように設計してあります。

 もちろん保安基準適合品で、鍛造素材ですので強度・耐久性にも優れていますし、ミラーの角度調整部には回り止めを備え機能性を高めています。

タナックスと46worksのコラボミラー「46ミラー」
タナックスと46worksのコラボミラー「46ミラー」

 また、塗装はつや消しのシボ塗装(※金属表面に凸凹状のシワ模様を付ける塗装)してあり、紫外線による色褪せ・日焼けも考慮してあります。

 こちらも、中嶋志朗さんに確認をとった上で採用した仕上げになっています。

 カスタムビルダーとのコラボレーションは初の試みでしたが、今後はミラー以外の製品でもチャレンジできたらと考えています。

 なるべく汎用性のきくものと考えていますのでタンクバックなどかなと。いずれにせよ、色々と試していければと思います。

タナックスと46worksのコラボミラー「46ミラー」を装着したハスクバーナ「ヴィットピレン401」最新モデル
タナックスと46worksのコラボミラー「46ミラー」を装着したハスクバーナ「ヴィットピレン401」最新モデル

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 46ミラーの価格(消費税10%込)は1万9800円で、スモールタイプとラージタイプの2ラインナップ、発売は2023年夏頃の予定となっています。

【画像】様々な車両に似合う秀逸なデザイン! タナックスと46worksのコラボミラー「46ミラー」を画像で見る(11枚)

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