「ガーチャー」ってナンだ!? 甲州味噌ラーメン“謎”セット実食!! バイクで行く高速道路グルメ 中央道「境川PA」

中央自動車道「境川PA」(下り)のフードコートで気になった「甲州味噌ラーメン ミニガーチャーセット」をいただきました。山梨伝統の甲州味噌を使ったスープはコクが重なる濃厚な味わい。「ガーチャー」の正体にも迫ります。

甲州味噌を使った濃厚な味わい

 中央自動車道をバイクで長野・名古屋方面へ走り、食事休憩に立ち寄ったのは山梨県笛吹市の「境川PA」(下り)です。

 じつはこの日、約11.7km手前にある「釈迦堂PA」に立ち寄ったところ、週末ということもあってフードコートは満席でした。そこで「境川PA」まで足を延ばし、比較的空いていたためゆったりと席を確保することができました。フードコートの営業時間は7時から19時です。

 フードコートの入口付近の手書きの大きな立て看板と、券売機の上のメニュー写真でも目立っていたのが「甲州味噌ラーメン」です。

 せっかく山梨まで来たのならご当地らしいものを食べたいと思い、オススメであろう「甲州味噌ラーメン ミニガーチャーセット」を選びました。

「甲州味噌」は、農林水産省によれば米麹と麦麹の両方を使う、全国的にも珍しい味噌のようです。米味噌のすっきりした風味に麦由来の香ばしいコクが加わり、山梨の郷土料理である「ほうとう」にも使われています。「甲州味噌ラーメン」は、伝統的な味噌をラーメンへ取り入れたということなのでしょう。

 そして券売機を見ながら気になったのが、「ガーチャー」です。その疑問を抱えたまま出来上がりを見ると、まず視線を奪われたのが中央に盛られた肉味噌です。ボール状に丸めてあります。

 まずはそのままのスープを味わいます。表面に背脂が浮かび、甲州味噌のコクをしっかり感じます。続いて少しずつ肉味噌を崩してスープへ溶かしていきます。するとひき肉の旨みまが加わり、少しずつ力強い味へ変化していきます。

中央道「境川PA」(下り)の「甲州味噌ラーメン ミニガーチャーセット」は、甲州味噌を取り入れた味わいと、角煮の存在感が際立つガーリックチャーハンの組み合わせ
中央道「境川PA」(下り)の「甲州味噌ラーメン ミニガーチャーセット」は、甲州味噌を取り入れた味わいと、角煮の存在感が際立つガーリックチャーハンの組み合わせ

 具材はキャベツともやしを中心としたシンプルな構成ですが、物足りなさは感じません。野菜の甘みや歯触りが味噌と肉の濃厚な味わいを引き立てています。

 麺は太めのちぢれタイプで味噌スープがしっかり絡み、もちっとした食感との相性も良好です。NEXCO中日本の公式ページでも、このメニューは甲州味噌の風味と生麺、たっぷりの野菜が特徴と紹介しています。

 普段、ラーメンのスープを最後まで飲み切ることは多くありませんが、今回は肉味噌を溶かした後も味が単調にならず、ついレンゲが進みました。濃厚なのに飽きにくく、気づいたら完飲していました。

 そしてセットになっていた謎の「ガーチャー」ですが、見た目はミニチャーハンのようです。その上には大きな角煮がどんと盛られています。チャーハンはしっかりした味付けで、角煮も濃いめの味で、小ぶりながら食べ応えは十分でした。

屋根が接地された2輪専用の駐車スペースも確保されている
屋根が接地された2輪専用の駐車スペースも確保されている

 食後にスタッフへ「ガーチャーって何ですか?」と尋ねてみると、「ガーリックチャーハン」とのこと。山梨の郷土料理というわけではなく、「境川PA」での呼び名と考えてよさそうです。

 栄養面にも注目してみます。甲州味噌の原料となる大豆はたんぱく質を含み、農林水産省では、味噌には発酵によって生成されるアミノ酸やビタミン類も含まれると紹介しています。また、肉味噌や角煮に使われる豚肉はビタミンB1を豊富に含む食材で、キャベツやもやしなどの野菜も一緒に味わえるため、小さなチャーハンのセットながら、複数の食材を組み合わせて楽しめる内容でした。

「甲州味噌ラーメン」はこちらのフードコートの代表的なメニューらしく、ほかにも「風林火山(にらそば)」や「焼肉定食」なども用意されています。

 手前のPAが混雑していたことから立ち寄ったわけですが、結果的に満足の食事休憩となりました。

【画像】伝統の甲州味噌と肉の旨み!! 肉味噌ボールと存在感バツグンの角煮が盛られた「ガーチャー」を画像で見る(11枚)

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