価格418万円で6年ぶり国内復活!! あらゆる面で進化したカワサキ「Ninja H2 CARBON」2027年1月に発売決定
カワサキは2026年10月22日、独自設計のスーパーチャージャーを搭載するフラッグシップモデル「Ninja H2 CARBON(ニンジャH2カーボン)」の最新モデルを、2027年1月23日に発売すると発表しました。
待望の復活を遂げるフラッグシップモデル
カワサキは2026年10月22日、独自設計のスーパーチャージャーを搭載するフラッグシップモデル「Ninja H2 CARBON(ニンジャH2カーボン)」の最新モデルを、2027年1月23日に発売すると発表しました。
国内での販売は2021年以来で、6年ぶりの復活となります。
このモデルに搭載されたパワートレインは、排気量998ccの並列4気筒スーパーチャージドユニットです。今回はインペラと吸気系が刷新されたのに加え、ピストン、シリンダーヘッド、クランクシャフト、カムシャフトもすべて新設計となり、排出ガス性能も従来より改善されました。
ギア比はショート化され、高回転域の爽快な吹け上がりを維持しつつ、低中回転域での力強いトルク感が向上しています。
エキゾーストシステムは4-into-1構成で、パイプ径はエンジンの出力特性に合わせて最適化されており、コンパクトなサイレンサーとの組み合わせで軽量かつコンパクトなレイアウトを実現しています。
トランスミッションには、MotoGPやF1のレーシングマシンでも広く使用されるドッグリングトランスミッションを搭載。ギアの位置を動かさず、軽量なドッグリングが移動して変速する仕組みにより、シフト操作に必要な力が軽くなり、ダイレクトなシフトフィールと素早いギアチェンジが得られます。
車体は、クローズドコース専用モデル「Ninja H2R」向けに開発されたトレリスフレームを継承しています。エンジン背面にスイングアームマウンティングプレートを配置することでクロスメンバーが不要となり、フレーム全体の軽量化に貢献しています。
フロントブレーキにはΦ330mmのブレンボ製セミフローティングディスクを採用し、カワサキとして初めてブレンボ製Hypureブレーキキャリパーを装備しました。高剛性と軽量化を両立した非対称デザインのキャリパーは、優れた熱伝導性も備えています。ブレンボ製ラジアルポンプマスターシリンダーとリザーバータンクは、無効ストロークを最小限に抑え、レバーを握った瞬間からダイレクトな制動力を引き出します。
サスペンションは、フロントにKYB製AOS-IIレーシングサスペンション、リアにオーリンズ製TTX36を組み合わせたフルアジャスタブル仕様です。

ボディワークは、スーパーチャージドエンジンのポテンシャルを最大限に発揮させるため、空力性能を徹底的に追求した造形を採用しており、アッパーカウルのチンスポイラーと翼断面形状のミラーステーがダウンフォースを生み出し、高速走行時の安定性を高めます。また、ミラーステーの後縁にはガーニーフラップも備わっています。
上位グレードとなるNinja H2 CARBONにおいては、アッパーカウルにCFRP(カーボンファイバー強化プラスチック)を採用し、カーボンファイバー部品を除く外装パーツには、微細な傷を自己修復するカワサキ独自の「ハイリーデュラブルペイント」を使用。
ホイールには、カワサキ初となる水転写プリント(ハイドログラフィックプリント)で大胆なグラフィックが施されおり、片持ち式スイングアームのため露出度が高いホイール右側面に配置されています。
計器類はアナログタコメーターと高解像度フルカラーTFTディスプレイの組み合わせで、表示タイプは2種類あり、タイプ1はスーパーチャージャー用エアダクトのシルエットをモチーフにしたレイアウト、タイプ2は航空機のHUD(ヘッドアップディスプレイ)に着想を得たリーン角・ピッチ角表示とグラフィカルなブースト圧表示を採用し、走行中の車体姿勢を直感的に把握できるよう配慮されています。
電子制御システムも刷新されており、KCMF(カワサキ コーナリング マネージメント ファンクション)、KTRC(カワサキ トラクション コントロール)、KLCM(カワサキ ローンチ コントロール モード)、KIBS(カワサキ インテリジェント アンチロック ブレーキ システム)、KQS(カワサキ クイック シフター)など多彩な機構が搭載されました。
KTRCは新たに5つのモードから選択可能で、介入レベルが最も高いモード5は雨天やウエットコンディションでのサーキット走行にも対応。KLCMには発進直後の加速時にもエンジン回転数を管理する機能が加わり、なめらかで安定した発進加速を実現します。
KTRCとパワーモードを連動させるインテグレーテッドライディングモードを新搭載し、スポーティ、ロード、レインの3つのセッティングとマニュアルから選択可能です。
さらに、エレクトロニッククルーズコントロールが新たに加わり、長距離ツーリング時の快適性を向上。スマートフォンアプリ「RIDEOLOGY THE APP MOTORCYCLE」との連携機能も強化され、音声コマンドやナビゲーション機能にも新たに対応しています。
など、純正アクセサリーには、よりアップライトなライディングポジションをつくるアップハンドルも新たに追加されました。
車両価格(消費税10%込)は418万円です。
2015年に誕生したNinja H2は、川崎重工グループが航空宇宙やガスタービンの分野で長年積み重ねてきた知見を結集し、モーターサイクル専用として一から自社で設計したスーパーチャージャーを核としています。このモデルには、川崎重工グループの歴史において特別な意義を持つ製品や、卓越したエンジニアリングを体現する製品にだけ授与される「カワサキ リバーマーク」が与えられています。
航空宇宙分野で培った技術を背景に、エンジンから電子制御、空力、外装に至るまであらゆる面で磨き上げられた最新のNinja H2 CARBON。6年という時を経て再び国内市場に登場するこのフラッグシップモデルが、大きな注目を集めることは間違いないでしょう。


















































































