ヤマハが「YZF-R6」のレースベース車を受注生産 洗練されたデザインはそのままに上位モデルと同等の装備を採用

ヤマハは洗練されたデザインと優れた走行性を両立する「YZF-R6レースベース車」の予約受け付けを開始しました。新型のレースベース車はどのような仕様とされたのでしょうか。

サーキット走行を配慮した装備が与えられた「YZF-R6レースベース車」

 ヤマハは、ロードレース競技およびサーキット走行専用モデル「YZF-R6レースベース車」の予約受け付けを2019年10月11日に開始(予約期間限定)、2020年3月1日より発売します。

ヤマハのサーキット走行専用モデル「YZF-R6レースベース車」

 ヤマハのスポーツバイクのフラッグシップモデル「YZF-R1」と同様、洗練されたスタイルとされた「YZF-R6」(欧州仕様)をベースにした同モデルは、レースやサーキット走行に配慮し、トラクション・コントロール・システム(TCS)やクイック・シフト・システム(QSS)などの電子デバイスに加え、上位モデル「YZF-R1 レースベース車 (2019年モデル)」と同型のフロントサスペンション、フロントブレーキなどを採用したモデルです。

 ベースとなった「YZF-R6」は、118PSを発揮するエンジンと最新のテクノロジーが詰め込まれた一台で、R6とのマッチングが優れた専用開発新タイヤを採用することで優れた旋回安定性を実現しています。

ヤマハのスポーツバイクのフラッグシップモデル「YZF-R1」

 スタイル面においてはスターティンググリッドに並び、レースに挑む準備が完了した姿、”レースレディイメージ”を表現したYZF-R1のフロントフェイスをさらに進化させたものとされています。

 その結果、コースインに臨む緊張感やライダーの闘争心をより同調させ、メ力二力ルイメージなフェイスをもつ「YZF-R1」に対し、「YZF-R6」は生命感を感じさせるフェイスで、新たなR-DNAを表現しました。

 第1次 2019年10月11日~10月31日、第2次 2019年11月1日~11月29日の期間限定予約、受注生産となる「YZF-R6レースベース車」は価格(消費税込)121万円で、購入特典としてサーキット走行専用部品の「ワイヤーハーネスセット」と「ECU」(F.I.マッチングソフトウェア含む)が付属します。

【了】

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