ドゥカティ「デザートX」登場! スクランブラーをベースにしながら大幅にイメチェン【EICMA2019】

ドゥカティは2019年11月5日より開催されているEICMA2019でコンセプトモデル「スクランブラー・デザートX」を公開しました。

本格的な装備を備えた「スクランブラー・デザートX」

 イタリアのドゥカティは2019年11月5日よりイタリア・ミラノで開催されているバイクの見本市「EICMA2019」で最新のコンセプトモデル「SCRAMBLER DESERT X(スクランブラー・デザート・エックス)」(以下:デザートX)を公開しました。

ドゥカティの最新コンセプトモデル「SCRAMBLER DESERT X(スクランブラー・デザート・エックス)」

 1100/1100 SPECIAL/1100 SPORTのほか、FULL THROTTLE/CAFE RACER/DESRT SLED/SIXTY2など、様々な派生モデルが用意されたスクランブラー・シリーズは、スパルタンな印象の強いドゥカティのラインナップの中でもひときわポップなイメージが与えられたモデルです。

 1079ccのエンジンを搭載したスクランブラー1100をベースに手を加えたコンセプトモデル「デザートX」は、1990年のダカールラリーで「Edi Orioli」を勝利に導いた「Cagiva Elefant(カジバ・エレファント)」をモチーフにしたもので、差し色に赤を取り入れたホワイトの外装や丸眼のデュアルヘッドライト、容量30Lのビッグ・フューエルタンクなどを採用し、エレファントのイメージに近づけています。

カジバ・エレファントをイメージして製作されたドゥカティ「SCRAMBLER DESERT X(スクランブラー・デザート・エックス)」。丸眼のデュアルヘッドライトも特徴の一つです

 また、全長の長いサスペンションや275mmという高い地上高、金属むき出しのフットペグ、フロント21/リア18インチというホイールサイズやピレリ製スコーピオンラリータイヤなどの装備を見る限り、「デザートX」はかなり本格的な走行性を意識して製作されたことが伝わってきます。

 近年、海外の市場を中心に絶大な人気を博しているアドベンチャーモデルだけに、量産化への期待がかかります。

【了】

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