希少な50ccキャブ車ホンダ「ラッカス」 国内生産終了モデル「ズーマー」の北米仕様車が2020年もラインナップ
アメリカ・ホンダは、遊び心に溢れたネイキッド・スクーター「ラッカス」の2020年モデルを発表しました。
個性的なデザインと使い勝手の良さで人気を博したホンダ「ズーマー」
ホンダの北米事業所であるアメリカ・ホンダは、49ccの水冷4ストロークエンジンを搭載したネイキッド・スクーター「RUCKUS(ラッカス)」の2020年モデルを発表しました。
2001年の5月に登場した「ZOOMER(ズーマー)」の北米仕様であるラッカスは、ズーマーと同じく遊び心あふれるデザインが与えたモデルで、自由度の高いシート下収納を備えたユニークなモデルです。
ホンダ「Ape(エイプ)」を手掛けた「Nプロジェクト」(若者のライフスタイルに合う魅力的な製品を開発するNEWプロジェクトの略で、若い研究者で構成された開発チーム)の2作品目として登場したズーマー/ラッカスは、環境性能に優れた49ccの水冷エンジンを搭載。
個性を大事にする若者の感覚に合わせ、 ネイキッド(カバーの無い)スタイルに、前・後の極太タイヤ、デュアルヘッドライトを採用したズーマー/ラッカスは、発売当初、その新感覚のデザインで話題を集めました。
また、ラッカスではインジェクションが主流の現在では珍しく、燃料供給装置にキャブレターを使用。すべてにおいて「懐かしさ」が感じられるモデルとなっています。
現状、日本国内での販売についてはアナウンスされていない「ラッカス」の価格は2749ドル、日本円で約30万円程度となっています。
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