ヤマハが電動オフロードバイクの姿を公開 「EMX Powertrain project」が進行中
ヤマハ発動機株式会社の欧州現地法人であるYamaha Motor Europe N.V.(YME)は複数の会社で共同開発した新型の電動モトクロスを公開しました。どのような車両なのでしょうか。
スタイリッシュな電動オフロードモデル
ヤマハ発動機株式会社の欧州現地法人であるYamaha Motor Europe N.V.(YME)は複数の会社で共同開発した新型の電動オフロードモデルを公開しました。
YMEと電動二輪車開発会社であるDohms、バッテリーメーカーのSPIKE、オランダモーターサイクリスト協会(KNMV)による「EMX Powertrain project」(Electric Motocross Powertrain)の一環として開発された電動オフロードモデルは、競技レベルの250ccモデルに相当する車両として創られた一台です。
まだ名称の無いこの電動オフロードモデルは、ヤマハのオフロードモデル「YZF250」のプラットフォーム(フレーム・足回り)に交換可能なSPIKE製バッテリー、Dohms製の電動ドライブトレイで構成されています。
今回の発表に際し、YMEの商品企画部Leon Oosterhof氏は次のようにコメントしています。
「電気技術の開発を後押しすることが重要だと考えているので、このプロジェクトを支援できることを嬉しく思っています。DohmsとSPIKEの技術がYZFのシャシーでどのように機能するかを理解するために、プロトタイプをテストして評価することを非常に楽しみにしています」。
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これまでに電動トライアルモデル「TY-E」を開発し、FIMトライアル世界選手権のTRIAL Eクラスで優勝を果たしてきたヤマハだけに、完成車両の姿や性能が気になるところです。
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