バイクメーカーが作るボートをじっくりと見てみた! 『小野木里奈の○○○○○日和』

『小野木里奈の○○○○○日和』は、なんとなく行ってみたボートショーでバイクメーカーさんが展示していたのでレポートします。ボートのサイズに本当にビックリです。

展示スペースに置かれたボートの大きさにビックリ!

 皆さん、こんにちは!小野木里奈です。先日、なんとバイクではなくボートショーに行ってまいりました!2022年3月31日~2022年4月3日(日)にパシフィコ横浜にて行われた、『第61回ジャパンインターナショナルボートショー2022』というマリンイベントです。

初めてボートショーに行ってきました
初めてボートショーに行ってきました

 実はバイクで私たちが慣れ親しんでいるバイクメーカーさんもボートなどを展示しているということもあり、初参加してきたのです。それではいってみましょう!

 展示場に入ってみると、当たり前ですがバイクの展示会とは違って、船のサイズも展示されているものが大きく、それぞれブースの迫力がすごい…!(笑)

会場の一部には、車の展示も行われています
会場の一部には、車の展示も行われています

 会場の一部では、高級車の展示会も行われていました。水色の可愛い車があるなぁと近づいてみたら、なんとあのルパン三世の愛車と同じメーカーなんだそうです!実物はこんな車なんだぁと、まさかここで見ることができるとは思いませんでした。

よく見るとバイクを製造しているメーカーさんの船外機も展示されています
よく見るとバイクを製造しているメーカーさんの船外機も展示されています

 ぐるぐるっと回ってみると、どこのブースでも丸っこい部品が飾られているなぁと気になっていると、こちらは『船外機』という船に取り付けるエンジンなんだそうです。とても重要な役割をする部品で、取り外しもできるそうですよ。だから船外機のみでもこのようにずらっと展示されているんですね。基本ベースの形は似ているのですが、よく見るとメーカーごとに細かい箇所が違っているところもあります。

何度も試乗したことのあるヤマハのバイク、船は初めて見ました
何度も試乗したことのあるヤマハのバイク、船は初めて見ました

 そして、今度はこちらのメーカーさんへ。そう、ヤマハさん!バイクは何度も試乗させていただいていますが、船を見に来るのは初めてです。広報の小野寺廉さんに展示されている2隻の船についてお話を伺ってみました!

まずは、「SR320FB」というスポーツタイプから。スポーツタイプでありながら、クルージングを楽しむ船なんだそうです。ヤマハの「SR」と聞くと、あのバイクの「SR」を思い浮かべてしまいます。でも全く関係なく、ボートの「SR」シリーズは、基本的にスポーツタイプなんだそうです。

スポーツタイプの「SR320FB」
スポーツタイプの「SR320FB」

 釣り用の船とまた違う点があり、釣り船は釣りが船上のどのポイントでもできるようなスペースの釣り座があります。そのスペースがなく、一方で船内でくつろげるスペースが広くなっていました。「クルージングしながらまったりする」がコンセプトになっているそうです。まるで「動くリビング」。

 また、2階のエリアがあるのですが、「フライイングブリッジ」というエリアと呼び、このボートの名称の「SR320FB」のFBはその「フライイングブリッジ」から名付けられているんだそうです。この「フライイングブリッジ」はとても人気だそうで、爽快感があり、運転席もあること。なぜこのエリアに運転席があるかというと、できるだけ1階部分のくつろぐための部屋を広くするというコンセプトからこのような設計になったんだそうです。

「フライイングブリッジ」には、後方でゆったりとくつろげるソファもあります
「フライイングブリッジ」には、後方でゆったりとくつろげるソファもあります

「フライイングブリッジ」には、運転席だけでなく、後方でゆったりとくつろげるソファもありました。室内だけでなく、外でもソファに座って飲み物を飲みながら海風を感じることができるんですね。ソファの座り心地も良かったです。想像しただけでも羨ましい~!

 実際に中に入ってみると、とても海の上にいるとは思えないような造り。落ち着いた空間で、ソファや横になれるベッドもありました。ベッドの天井は窓になっていて、太陽光が眩しすぎないような仕様になっています。私も船釣りを何度か経験したことあるのですが、船の上にずっといると太陽の光は眩しいのでこういう落ち着いた中で寝ることができるのは嬉しいですよね。

室内空間は、おしゃれな照明や装飾品がラグジュアリーな雰囲気を演出しています
室内空間は、おしゃれな照明や装飾品がラグジュアリーな雰囲気を演出しています

 照明もおしゃれな落ち着いた光で、なんだかホテルのような雰囲気。ラグジュアリー感がありますよね。電気のスイッチもなんだかおしゃれ。イルミネーションのスイッチもありました。こういう細かいところ、見ちゃうんですよね~ ソファも高級感のある濃い青。室内で座っていると海の上にいるのを忘れてしまいそうです。テーブルも広々としているのがいいですよね。入り口が小さめなので中は窮屈なのかな、と想像していたのですが、室内は広々としていました。

綺麗で広いトイレにも驚きました
綺麗で広いトイレにも驚きました

 そして、トイレ。全然狭くない…!そしてめちゃくちゃ綺麗! 私は船釣りしていて、唯一嫌なのがトイレなんです (笑)

 狭い中で揺れるし、今まで私が乗った釣り船のトイレは綺麗なものに出会ったことがなかったんです。釣りは楽しいけどトイレだけがいつも憂鬱になるくらい苦手な存在だったのですよ。ものすごい大きい豪華客船レベルにならないとスペースも限られているしトイレはどうしても犠牲になってしまうものなのかなと思っていたので、こちらの綺麗で広いトイレを見て驚きました。だって手洗い場までついているんですもの!(笑)

 やっぱりトイレはこうでなくっちゃ。私のように船内でのトイレが苦手な方もこれならイメージがガラリと変わるはずです。

 今回、ボートの展示会に初めてきたのですが、正直狭くてそんなにくつろげるものではないんじゃないかな、という印象を持っていまいした。でも実際に直接入ってみたらまるでホテルのような雰囲気で、船内でリラックスできる空間になっているとは驚きました。こんなの見たら船に乗りたくなってしまいますよね。

 さてさて、次回も引き続きボートのレポートでございます♪どうぞお楽しみに!

小野木里奈YouTubeチャンネル『時速ONOキロメートル』

【画像】ジャパンインターナショナルボートショー2022を画像で見る(10枚)

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Writer: 小野木里奈

女優。両親の影響で幼い頃にはバイクに憧れを持ち、23歳で大型バイクの免許を取得。いつか自分もお気に入りのバイクを見つけて、友達とツーリングに行くのが夢。初心者の立場で感じたことを素直に発信する。

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