しなやかな特性は悪路で威力を発揮する! 古くからバイクに採用されてきた「スポークホイール」とは?
バイクには様々な専門用語が存在しますが、この企画ではそうした「バイク用語」について解説していきます。今回は「スポークホイール」についてです。
細い金属製スポークでリムとハブをつなぐホイール
バイクには様々な専門用語が存在しますが、この企画ではそうした「バイク用語」について解説していきます。今回は「スポークホイール」についてです。
スポークホイールとは、タイヤを装着する外周部分の「リム」と、車軸を支える中心部分の「ハブ」を、細い棒状の「スポーク」でつないだホイールのことです。
スポークには一般的に鋼製のワイヤーが使われ、それぞれに適切な張力を与えることでホイール全体の強度と形状を保っています。「ワイヤースポークホイール」とも呼ばれ、古くからバイクに採用されてきた構造です。
大きな特徴は、路面からの衝撃に対して適度なしなやかさを持つことです。一般的なキャストホイールに比べて衝撃を受け流しやすく、強い衝撃でリムが変形しても、状況によっては修正できる場合があります。

そのため、岩場や荒れた路面を走るオフロードバイクでは現在も主流となっています。また、クラシカルな外観を生かし、ネオクラシックやクルーザーなどにも採用されています。
一方、スポークは走行中の衝撃や経年変化によって張力が変わることがあり、定期的な点検が必要です。緩みや張力のばらつきが大きくなると、ホイールの振れやスポークの破損につながる場合もあります。
また、一般的な構造ではスポークの取り付け部分から空気が漏れるため、チューブ入りタイヤを使用します。
しかし現在では、スポークの取り付け位置やリムの構造を工夫し、チューブレスタイヤに対応した製品も存在し、アドベンチャーバイクなどで多く採用されています。







