ヤマハ新型「YZF-R1」を東京モーターショー2019で日本初公開 上位モデル「YZF-R1M」と共に2020年秋の販売を予定

安定したトルク特性と高い走行性能を持つヤマハのフラッグシップ「YZF-R1」の2020年モデルが東京モーターショー2019で初披露されます。生まれ変わった新型モデルはどのような特徴を備えているのでしょうか。

日本での発売は2020年秋以降を予定

 ヤマハは、安定したトルク特性を生み出すクロスプレーン型クランクシャフトを備えた水冷4ストローク直列4気筒998ccエンジン搭載の新型「YZF-R1」を、2019年10月25日から一般公開される東京モーターショー2019で日本初公開します。

ヤマハ新型「YZF-R1」(右)と上位モデル「YZF-R1M」(共に欧州仕様)。2019年8月より欧州での販売を開始しています

 新型「YZF-R1」は、“Full control evolution of track master”をコンセプトに、パワーを高次元で制御し、サーキットを制する性能を照準に開発されたモデルです。

 同モデルにおいては、ヨーロッパの排ガス規制である“EU5”に適合しながら進化・熟成させたエンジンや、電子式アクセル開度センサーグリップ(APSG)を織り込んだ電子制御スロットル(YCC-T)、伝わりやすい“接地感”を主眼にセッティングした前後サスペンション、エンジンブレーキマネジメント(EBM)とブレーキコントロール(BC)の2つの機能を加えた新しい電子制御システムを採用することで、従来モデルからさらに高性能化が図られているといいます。

ヤマハ新型「YZF-R1」ブラックメタリックX(欧州仕様)

 また、エアロダイナミクス特性を高めた新デザインカウル、次世代“R”デザインを主張するLEDデュアルヘッドライトなどを備えることで、その外観もより洗練されたものとされました。
 
 ヤマハの広報担当によると「YZF-R1」及び、電子制御サスペンションやカーボン素材の軽量カウル、“レース”に役立つ各種情報を記録するインターフェイスが搭載された「YZF-R1M」の国内販売を、2020年秋以降に予定しているといいます。

【了】

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