アプリリア「RSV4」新型モデル公開 最新のRS660にインスパイアされた外観と1099ccの改良型エンジンを採用

イタリアのバイクブランド「APRILIA(アプリリア)」は、レースで培ったテクノロジーを投影したスーパースポーツ「RSV4」及び「RSV4 FACTORY」の新型モデルを公開しました。どのような進化を遂げたのでしょうか。

超ハイスペックな最新スーパースポーツ

 イタリアのバイクブランド「APRILIA(アプリリア)」は、レースで培ったテクノロジーを投影したスーパースポーツ「RSV4」及び「RSV4 FACTORY」の新型モデルを公開しました。

アプリリア「RSV4 FACTORY」新型モデル

 アプリリアのレース用バイクに最も近い性能が与えられた「RSV4」シリーズは、サーキットでの勝利とあらゆる比較テストでの勝利を目標に作られたモデルで、ユーザーや評論家から高い支持を得てきたスーパースポーツです。

 既に日本でも予約が開始している「RS660」にインスパイアされたウイングレット内蔵のフェアリングを採用したRSV4は、風洞実験でモデル化されたボディ形状により、空気抵抗係数を極めて低く抑え高速走行時のパフォーマンスを向上しています。

 また、新型モデルではエンジンの排気量を22ccアップした1099ccのV4エンジンを搭載。厳しい排ガス規制であるEURO5をクリアしつつ、従来モデル同様の最高出力217馬力、より太いトルク特性を達成しています。

アプリリア「RSV4 FACTORY」2020年モデル

 なお、上位グレードとなるRSV4 FACTORYにおいては、鍛造アルミホイール、オーリンズ製セミアクティブ・スマートEC 2.0サスペンションシステム、ブレンボ製Stylemaブレーキキャリパーなど、高性能なパーツが標準装備されています。

 そのほか、デイタイム・ランニング・ライトを備えたトリプルLEDフロントヘッドライトなども採用されたアプリリアのフラッグシップモデル「RSV4」。日本市場への早期導入に期待したいところです。

【了】

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