寒い夜のキャンプ飯は鍋がオススメ キャンツーで身体の内側から温まる「石狩鍋」(風)を作ってみた
昨今のキャンプブームもあり、冬でもキャンプツーリングを楽しむライダーは少なくないようです。鍋やダッチオーブンがあれば簡単にできる「石狩鍋」をご紹介しましょう。
気分は北海道? 簡単調理で身体も温まる「石狩鍋」風を作る
アニメ化もされている人気漫画『ゆるキャン△』では、女子高生の主人公“志摩リン”が寒い季節にヤマハの原付スクーター「Vino(ビーノ)」を走らせ、ソロキャンを楽しむ姿を描いています。そしてキャンプ場では温かい食べ物を作って暖をとり、幸せそうなシーンも。そう、寒い時期のキャンプの醍醐味は、焚き火と温かい食べ物やコーヒー、それに適量のお酒(志摩リンは未成年なので飲みませんが)でしょう! 今回は身体の内側から温まる、簡単調理の鍋を作ってみました。
テーマは「石狩鍋」です。用意する具材は、水、酒粕、牛乳、バター、ジャガイモ、ブロッコリー、鮭の切り身です。味噌は自宅から必要な分だけ容器などに入れて持参するか、便利なパウダータイプを購入しても良いでしょう。
使った鍋は6インチのダッチオーブンで、1人から2人前くらいの量を作ることができます。
キャンプなので作り方は極力簡素化します。まずはジャガイモをざっくり切り、お湯で煮て柔らかくします。写真では蓋を開けていますが、蓋を閉じてその上に炭を置き、熱を効率的に伝えて時短できるのがダッチオーブンのいいところです。
続いて食べやすいサイズにカットしたブロッコリーや鮭の切り身、スーパーで購入した味噌パウダー、酒粕を投入します。酒粕はシート状やチューブ入りなど、どのタイプでも問題ありません。さらに牛乳とバターを入れて煮込めば完成です。酒粕の風味やバターのコクとお味噌がマッチして、美味しいだけでなく心も身体も温まります。最後にシメのうどんを投入するのもオススメです。
ちなみにダッチオーブンは使用後の手入れが大事です。使用後は洗った後に、薄くオリーブオイルを塗っておくと油膜が錆防止にもなります。鍋に染み付いた酒粕の香りが気になる人は、シーズニング同様クズ野菜などを炒めてから汚れを落とすといいかもしれません。
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