トライアンフ新型「ストリートスクランブラー」登場 数量限定の特別仕様車も
英国の老舗バイクメーカー「トライアンフ」から、ユニークなスタイルの「Street Scrambler(ストリートスクランブラー)」2021年型が、数量限定の特別仕様車とともに登場しました。
個性的なカスタムスタイル、親しみやすいスクランブラー
2017年に新登場し、日本では2018年より発売開始されたトライアンフ「Street Scrambler(ストリートスクランブラー)」の2021年型が、数量限定の特別仕様車とともに登場、2021年6月より順次発売されます。
「ストリートスクランブラー」は、排気量900ccの水冷SOHC並列2気筒4バルブエンジンを搭載するネイキッドモデルです。オンロードバイクをベースに、ダートや砂地などオフロードでの走破性を高めるため装飾的な装備は剥ぎ取り、ハンドルバーはワイドに、マフラーはアップタイプに、フロントホイールを19インチに、フロントフェンダーを変更するなど、1960年代に生まれたレーサーカスタム=スクランブラーを現代風にアレンジしています。
その個性的なスタイリングは先代より継承しつつ、アルミニウム製ゼッケンボードを備えたサイドパネルや、ブラシ仕上げのアルミニウム製ヘッドライトブラケット、アドベンチャー指向のシート素材など、プレミアムなカスタムスタイルが盛り込まれています。
2021年型では欧州排ガス規制「EURO5」に適合しつつアップデートされた「Bonneville 900」エンジンを搭載し、最高出力65PS/7250rpm、最大トルク80Nm/3250rpmを発揮します。
また、切替可能なABSやトラクションコントロール、3種類のライディングモード(レイン、ロード、オフロード)、電子スロットルのライドバイワイヤ、操作性の軽いトルクアシストクラッチなどが標準装備され、コンパクトな丸型メーターはアナログ表示の速度計とデジタル表示パネルで構成されるなど、内容は現代の先進テクノロジーを装備しています。
黒塗装リムのワイヤースポークホイールはフロント19インチ、リア17インチサイズ、フロントブレーキにはシングルディスクにBrembo製4ピストンキャリパーを装備し、ツインショックのリアサスペンションがスクランブラーのスタイリングを際立たせており、シート高は790mmとなっています。
同時リリースとなる世界限定775台、日本導入は50台のみの特別仕様車「Street Scrambler Sandstorm(ストリートスクランブラー・サンドストーム)」は、標準仕様をベースに専用のカラーリングをまとい、ハイマウントのフロントフェンダー、エンジン下のアルミニウム製サンプガード、トライアンフのロゴ入りヘッドライトグリル、ゴム製のタンクニーパッドなどを標準装備し、コンパクトなLEDテールランプでリアまわりを軽快な印象に仕上げています。
トライアンフ2021年型「Street Scrambler(ストリートスクランブラー)」は、ジェットブラック、アーバングレー、マットカーキ/マットアイアンストーンの3色展開で、価格(消費税10%込み)はカラーリングによって131万円から134万9600円、発売は2021年7月予定です。
数量限定の特別仕様車「Street Scrambler Sandstorm(ストリートスクランブラー・サンドストーム)」は6月発売予定、価格(消費税10%込み)は139万円です。
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