カワサキの電動3輪ビークル「noslisu（ノスリス）」クラウドファンディングで販売開始
川崎重工は、2020年9月に社内公募制度「ビジネスアイディアチャレンジ」の第1号案件として選定した電動3輪ビークル「noslisu(ノスリス)」の販売を、2021年5月12日より応援支援サービス「Makuake（マクアケ）」で開始しました。どのような車両なのでしょうか。
カワサキの電動3輪がついに公道に
川崎重工は、2020年９月に社内公募制度「ビジネスアイディアチャレンジ」の第1号案件として選定した電動3輪ビークル「noslisu(ノスリス)」の販売を、2021年5月12日より応援支援サービス「Makuake（マクアケ）」で開始しました。
独自の3輪構造を生かした高い積載能力・安定性と高性能モーターで、「毎日の移動をもっと快適に！」をコンセプトに開発されたnoslisuは、フル電動仕様と電動アシスト自転車仕様の2つの走行タイプが用意されたフロント2輪の電動モデルです。
モーターのみで動くフル電動仕様においては、アクセルレバーを指で押すだけで力強く走行することが可能で、電動アシスト自転車仕様では既存の電動アシスト自転車と同じく、モーターが漕ぐ力を補助してくれます。
また、noslisuは3輪構造のため、荒れた路面や、滑りやすい路面、急な横風が吹くような場面でも安定して走ることが可能で、停車した際もスタンドいらずで、そのまま降りてロックや荷物の取り出しができます。
なお、noslisuに乗る場合は、フル電動仕様、電動アシスト自転車仕様ともにヘルメットの着用は不要となっていますが、フル電動仕様の場合いは普通自動車免許が必要となります。
最大20kgまで積載可能なnoslisuの価格（消費税10%込）は、フル電動仕様（道路運送車両法上区分／原動機付き自転車）が32万円、電動アシスト自転車仕様（道路運送車両法上区分／軽車両）が27万円でそれぞれ50台のみの販売となっています。
川崎重工によると、noslisは今後のニーズを検証しながら、2022年度の一般販売に向けて製品・サービスをよりよいものにしていくといいます。
