オーバー1000kcal 東名高速「鮎沢PA」で独特の担々麺セットに出会った バイクで行く高速道路グルメ

トラックドライバーの利用者が多いパーキングエリア(PA)は、美味しいご飯の穴場かもしれません。東名高速道路「鮎沢PA」と言えば上りの施設が有名ですが、下りの「山小屋食堂」も、ボリュームいっぱいのメニューが揃っていました。

これも担々麺? ボリューム満点の個性的なPA飯

 東名高速道路、下り左ルートの「鮎沢PA」は、神奈川県足柄郡に位置する休憩施設です。広大な駐車場を確保し、トラックドライバーの姿もよく見かけます。上り、下り(左ルート)ともにボリューム満点のPA飯が豊富な食堂が人気となっています。今回は下り施設にある「山小屋食堂」に立ち寄ってみました。

東名高速「鮎沢PA」(下り左ルート)の「担々麺唐揚げセット」(980円)は、「山小屋食堂」オリジナルの担々麺に唐揚げとご飯がセット。トロミのある肉味噌のスープを混ぜることで味変できる。辛味は無い
東名高速「鮎沢PA」(下り左ルート)の「担々麺唐揚げセット」(980円)は、「山小屋食堂」オリジナルの担々麺に唐揚げとご飯がセット。トロミのある肉味噌のスープを混ぜることで味変できる。辛味は無い

「山小屋食堂」の営業時間は7時から19時30分まで、その名が示す通り、施設は山に囲まれ、清々しい空気を吸いながら休憩をすることができます。今回ツーリングで立ち寄った時はとくにお腹が空いていたので、「担々麺唐揚げセット」(980円)をオーダーしました。なんと1128kcalもありますが、空腹には勝てません。

「山小屋食堂」オリジナルの担々麺は見た目が独特でした。普通の醤油ラーメンのように見えるスープの上に、トロミの効いた肉味噌系のタレが載っています。これをかき混ぜることで風味とトロミが増すというわけです。

 食べ方としては、あっさり系のスープと、トロミの効いたスープの両方を楽しむこともできますし、スープを減らしてからかき混ぜることで濃厚にすることもできます。

 担々麺とは言いつつも辛さはほとんどありません。唐辛子の辛さを期待しているとガッカリするかもしれませんが、唐揚げとご飯もセットで満腹感たっぷりのメニューでした。

山に囲まれた「鮎沢PA」は、暑い季節でもヒンヤリとした空気が心地良い。2輪車専用の駐車スペースも広めに確保されている
山に囲まれた「鮎沢PA」は、暑い季節でもヒンヤリとした空気が心地良い。2輪車専用の駐車スペースも広めに確保されている

 売店も個性的です。手作りのアメリカンドッグや、鯵の唐揚げなどの軽食もあります。場所柄か、アウトドア用品も少量ながら販売されているので、ツーリング時の買い足しなどもできそうです。また、神奈川県繋がりという意味なのか、横浜の銘菓「横濱ハーバー」や「崎陽軒」のシウマイなども購入することができます。

 東名高速の下り線は「大井松田IC」付近から同じ方向に右ルートと左ルートに分かれ、「足柄SA」の手前で再び合流します。「鮎沢PA」(下り)は左ルート沿いにありますので、たくさんの利用客で賑わう「足柄SA」を避けて休憩場所に設定する際は、右ルートに行かないよう注意が必要です。

【画像】東名「鮎沢PA」(下り)の独特な担々麺を見る(10枚)

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