ロボット工学やAIの技術を取り入れた最新の大型電動バイク

　カナダに拠点を置くDAMON MOTORS INCは、2022年11月8日から13日にかけてイタリア・ミラノで開催されるバイクの見本市「EICMA（エイクマ）」に最新の電動バイク「HyperFighter」を出展することを発表しました。

　DAMON MOTORSのHyperFighterは、2022年1月にラスベガスで開催された家電・技術見本市「CES（コンシューマー・エレクトロニクス・ショー）2022」で初公開された同社の最新電動バイクです。

　DAMON MOTORSによると、イギリスとオランダではネイキッドバイクが最も人気のあるバイクのスタイルで、ドイツでは3番目に人気、イタリアでは、販売されるバイクの17％がネイキッドバイクといいます。

　また、ネイキッドバイクは同4カ国だけで年間9万3000台もの台数が販売されているといいますが、DAMON MOTORSはそうした事情を踏まえてEICMAへ出展することを決定したといいます。

　なお、出展予定のHyperFighterは最高速170MPH（約274km／h）、高速・市街地複合路での航続距離146マイル（約235km）、80%まで45分で充電可能なモデル（最上位モデルのCOLOSSUSのスペック）で、速度・方向などを一度に追跡し、オンボードコンピューターで処理することで危険を予測しライダーに振動・デジタルバックミラーなどで警告を促す360°高度警告システム「CoPilot」を登載。

　ボタンを押すだけでライディングポジション（スポーツ／コミューター）を瞬時に切り替えられる「SHIFT」機能も併せて搭載されています。