まさか東名高速「港北PA」で関西風の色の薄いつゆを味わうとは!? バイクで行く高速道路グルメ

ツーリング途中に立ち寄った東名高速道路「港北PA」(下り)のフードコートでオーダーしたそばは、関東のPAでは珍しい(!?)、色の薄いつゆでした。関東風の色が濃い鰹出汁ではないことに軽く衝撃を受けながら食べてみました。

「港北PA」で、なぜか色の薄いそばつゆに……

 東京から出発して東名高速の下り線で最初となる「港北PA」は、フードコートメニューのクオリティが高く、ツーリング途中でよく利用しています。今回はさっぱりとしたものを食べたくて「天玉そば」(700円)をオーダーしたところ、出来上がりを見て少々驚きました。何しろつゆの色が薄いのです。関東のそばは、鰹出汁で濃い味付けのつゆが多く、色も濃いものです。しかし目の前のそばのつゆは、圧倒的に色が薄い!

東名高速「港北PA」(下り)で見つけた、そばつゆの色が薄い「天玉そば」(700円)。関東のPAやSAでは珍しい?
東名高速「港北PA」(下り)で見つけた、そばつゆの色が薄い「天玉そば」(700円)。関東のPAやSAでは珍しい?

 全国各地の色々なPA(パーキングエリア)やSA(サービスエリア)で食事を楽しむ機会が多いため、関西風のつゆの味にも慣れ親しんでいるつもりですが、まさか神奈川県横浜市にある「港北PA」で提供されているとは思いもしませんでした。ガッツリ系の食事を求めていたら物足りないところですが、朝に立ち寄ったのでちょうど良い塩梅でした。

 味の方は、やはり薄味、その分具材の味を楽しむことができるというものです。かき揚げとネギ、そして玉子は途中から黄身をほぐしていただきました。

 ほかにも「かき揚げそば」(650円)や「天玉うどん」(700円)などもあります。PAやSAでは、ご当地ならではのオススメや分かりやすいメニューを注文しがちですが、たまにはシンプルな定番メニューを選ぶと、意外な発見があるものだと感じました。

狭いながらも屋根付きの2輪専用駐車スペースが確保されている
狭いながらも屋根付きの2輪専用駐車スペースが確保されている

 ここは比較的小さなPAで、その先にある大型施設の「海老名SA」にその存在感は薄れがちですが、24時間営業のファミリーマートや、テイクアウト専門の軽食コーナー『横濱亭』(営業時間:9時~19時)などもあり、なかなか充実しているのです。

【画像】東名高速「港北PA」(下り)のPA飯を見る(6枚)

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