エムクラフト「ダックス125サイドカー」 胴長ボディによりそうキュートな最新カスタム公開【名古屋MCS2023】

エムクラフトは、4月7日から9日にかけて開催中の第2回 名古屋モーターサイクルショーで最新カスタム「ダックス125サイドカー」を公開しました。

納期遅延で希少なダックス125をいち早くサイドカー化

 エムクラフトは、4月7日から9日にかけて開催中の第2回 名古屋モーターサイクルショーで最新カスタム「ダックス125サイドカー」を公開しました。

エムクラフトが製作したホンダ「ダックス125」ベースのサイドカー
エムクラフトが製作したホンダ「ダックス125」ベースのサイドカー

 サイドカーの分野において30年以上のキャリアを持つベテラン・クラフトマンの舛井睦夫さんが営むエムクラフトは、これまで20年以上の営業期間で様々な排気量、スタイルのモデルベースにしたサイドカーの数々を世に送り出してきました。

 昨年の大阪・名古屋モーターサイクルショーで披露したホンダ「モンキー125」ベースのサイドカーは海外のユーザーからも注文を受けるなど、国外からも高い評価を得ています。

名古屋モーターサイクルショーで展示された一台では、チラシの仕様よりも全長の長い「TC3」という船をセットアップ
名古屋モーターサイクルショーで展示された一台では、チラシの仕様よりも全長の長い「TC3」という船をセットアップ

 ホンダ「クロスカブ110」ベースのマシンと共に展示されたダックス125サイドカーは、12インチホイール仕様で全長が若干長い船「TC3」を組み合わせたもので、純正のレッド×シルバーと同様のカラーリングを施工すると共に「ST125」のロゴをサイドに配置。

 船側から見た際にもダックスを象徴するプレス鋼板のフレームがチラリと見えるなど、ベースの持つ魅力を損なうことなくセットアップされています。

 今回の一台について製作者の舛井睦夫さんは次のように話ます。

エムクラフトが製作したホンダ「ダックス125」ベースのサイドカー
エムクラフトが製作したホンダ「ダックス125」ベースのサイドカー

■エムクラフト 舛井睦夫さん
「今回のカスタムでは、チラシに載せているタイプとは異なり、全長の長いTC3という船を合わせてバランスさせました。

 本来であれば、展示の仕方もダックス125を全面に押し出したいところなんですが、肝心のダックス125自体の納期が遅れているため、ベースを手に入れることができず、車両を製作するのが難しいという実情があります。

 私自身の昨年の3月に注文したのですが、最近になってようやく納車できそうという連絡を頂いています。納期の問題が早期に解決してくれることを願うばかりですね」。

※ ※ ※

 現状では世の中にまだ3台しか存在しないというエムクラフト製ダックス125サイドカー。今後の展開にも期待したいところです。

【画像】エムクラフトが製作したホンダ「ダックス125」ベースのサイドカーを画像で見る(10枚)

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