Vツインエンジンのパワーや楽しさを味わえる、スズキのミドルクラスのロードスポーツSV650に乗ってみた!〜夜道雪のちょっと寄り道〜
心地よさと扱いやすさを合わせ持つ、白米のような王道バイク
それでは早速乗ってみましょう! これでいいのよ! これこれ! いや、これがいいのよ!! 走行時の頭の中に、こんなイメージが沸きました。

左手には、茶碗にふわっとよそわれた白米と、その右にはお豆腐とわかめの入ったお味噌汁。そして少しのお漬物。
普通? 平凡? 何をいう。
「これでいいんだよ!」とブチ切れながら言ってやりました。和食を馬鹿にするんじゃねえ。SV650を馬鹿にするんじゃねえ!と。
私も11月で24歳になります。皆さんがイメージする、SNSで、あーでもない、こーでもない、あんなこといいな、こんなこといいな、と騒いでた10代の夜道雪はもういないのです。
確かにあの頃の私は1人でバイクに乗り、夜な夜な毎日飽きもせずマックやらラーメンやらを頬張っていた。
でも、今はどうか。今は何を食べたいか。そう、和食です。白米、お味噌汁、お漬物。これで充分。いや、これが最高なワケです。

SV650はまさに和食的な乗り心地。
Vツインエンジンの心地よい鼓動感。スタートからしっかりトルクで押し出すような加速感。軽くてコンパクトなので操作しやすくて、大型バイクならではの安定感もあるのです。
アップハンドルなライディングポジションは、腰痛持ちの夜道雪にはとてもありがたい。ニーグリップがしやすく挟み込みやすいタンクの形状は、筋力が落ちた足と腹筋にとても親切。ブレーキもアクセルもレスポンスがよくて、動体視力や反射神経が落ちた夜道雪にはとてもありがてえ。

柔らかすぎず、硬すぎずなシートが長時間走行のお尻を労ってくれる。夜道雪が大人になった今、思うことは、何事も柔らかすぎちゃいけないということだ。
柔らかければいいというものではないのだ。バイクのシートも、お布団も枕も、お米も、そして、人生もだ。大人の皆さん、わかりますよね?
数多のバイクに乗って、所有して、走ってきた夜道雪は最近思うの。SV650のように、当たり前にスッと走り、スッと曲がり、スッと止まる。乗り終えた時には、「よし」と思える。これがどれだけ素晴らしいことか。

確かにSV650は派手な乗り心地ではない。けれどもとにかく、無心で乗らせてくれる。
「キャッホー!」と興奮させるわけでもなく、「ん? なんか今のイマイチだな」とモヤッとさせることもなく、ただ「走っている」という気持ちだけを味あわせてくれる、そんな優等生なバイク。でも、スズキらしい個性もちゃんと感じるのです。
これをみた皆様も、SV650を初めて乗ったら「うん、いいバイクだな」で終わるかもしれない。けれど、長時間、長期間、乗ってみたら「SV650がいいんだ!」となっているはず。

そして、1999年から今日に至るまでSV650が愛されている理由はきっとそこにあると思う。乗れば乗るほど大好きになる、そんなバイクだからだ!
それではまた、次回のコラムでお会いしましょう。
この記事は、夜道雪が白米大盛りをモサモサ食べながらお送りました!
■SUZUKI SV650 ABS
全長×全幅×全高:2,145×760×1,090mm
軸距:1,450mm
最低地上高:135mm
シート高:785mm
車両重量:199kg
エンジンタイプ:水冷4ストロークDOHC4バルブV型2気筒
総排気量:645cc
内径×行程:81.0mm×62.6mm
圧縮比:11.2:1
最高出力:53kW(72PS)/8,500rpm
最大トルク:63N・m(6.4kgf・m)/6,800rpm
始動方式:セルフ式
燃料タンク容量:14L
タイヤ:前 120/70ZR17M/C(58W)、後 160/60ZR17M/C(69W)
ブレーキ形式:油圧式ダブルディスク(ABS)、 油圧式シングルディスク(ABS)
懸架方式:前 テレスコピック式、後 スイングアーム式
フレーム形式:ダイヤモンド
■メーカー希望小売価格:80万3000円(税込)
にすぎている!❤️ https://t.co/lDWMedRWDT pic.twitter.com/Fx7ObZdNoG
— 夜道 雪❄️ (@yomichiyuki) November 11, 2023



















