普段使いにピッタリな親しみやすさとスポーティさが楽しい! スズキの原二スポーツスクーター「アヴェニス125」に乗ってみました。〜夜道雪のちょっと寄り道〜
人気YouTuberで声優、モデルなどマルチで活躍する夜道雪さんが、バイクライフを綴る不定期連載コラム「夜道雪のちょっと寄り道」。連載第35回目では、スズキの原付二種スポーツスクーター「アヴェニス125」に試乗してみました。
スポーティでカッコよくてコスパ良しのアヴェニス125!
お前ら夜道に気をつけろ! どうも夜道雪です。
今回はスズキの「アヴェニス125」でちょっと寄り道していきます!
アヴェニス125はスポーティーなスタイリングにパワフルな加速と優れた燃費性能を両立した原付二種のスポーツスクーターです。
ちなみに125ccクラスの原付二種は、50ccの原付一種とは違って、小型限定普通二輪免許以上の免許が必要ですが、維持費が安くて、めんどくさい2段階右折が不要、30km/h制限がない…とメリットいっぱい。お得なクラスなのです。
今回試乗するアヴェニス125は、力強い加速と燃費のよさを両立したSEP(スズキ・エコ・パフォーマンス)エンジンを搭載。アドレス125と共通なのですが、スポーツ性能を追求してるんだって!
夜道はスポーツバイク好きなので、スポーツスクーターというカテゴリーにも興味津々!
さっそく試乗していきます!
スポーティーで個性的なデザインがおもしろい!!
第一印象は125ccにしては意外と大きめのボディサイズで安定感さいきょうッ! カクカクしたデザインがスポーティーでカッコいい♡
丸っこくてかわいらしいアドレス125とは違ってシャープなデザインで、フロントタイヤの真上にボディーマウントされたLEDヘッドランプはスズキのスポーツモデルを象徴する縦型2灯! めちゃくちゃかっこいい!!
ウインカーはバルブタイプでハンドル側に配置されていて、まるで生き物の目玉みたい!!
なんといっても! シュッとヒップアップしたテールまわりは、注目ポイント。テールとストップのLED2灯式コンビネーションランプで、お尻が夜道雪より目立ってます!
アヴェニス125にはまだまだお尻に魅力が詰まっています(笑)。シートの後ろに給油口があって、左サイドのキーシリンダーに鍵を入れてヒネるとキャップが開く仕組み。5.2Lの燃料が入ります。シートを開かなくても給油できるのは便利。
シートは座面が広めのツートーンタイプ。赤いステッチがオシャレ! グラブバーはセパレート式で、握りやすくて悪目立ちしないスマートなデザインになっています。絶妙に段が付けられていてホールド感バッチリ。夜道のでかい下半身もしっかりと安定させてくれそうです!
また、シート下のトランクスペースは容量21.5L。ちょっと浅めだけど、ヒンジの部分にヘルメットホルダーが左右に1個ずつ装備されているので、ヘルメットを持ち歩かなくてよさそうです。
それにアヴェニスさんは、お尻売りかと思いきや…フロントまわりも充実していてまさに二刀流なの!
左側にはフタ付きのインナーボックスがあって、内側にはスマホの充電などに便利なUSBソケットも付いてます。右側には500mlのペットボトルが入るオープンタイプのインナーポケットを配置。フロントの真ん中とシート下にコンビニ袋を掛けるのに便利なフロントフックがあります。
スポーティーなバイクにそんな装備は邪道だヨ! と思ったら大間違い。夏の首都高走ってみ? 脱水で死にかけるで! バイクに乗る時は水分補給はしっかりね!
メーターはフル液晶ディスプレイで、スピードメーター、オイルチェンジインジケーター、燃料計、時計、オドメーター、トリップメーターなどをわかりやすく表示。ディスプレイの左右にはインジケーターランプが配置されていて、ライディングに役立つ情報がひと目で確認できます。
コンパクトなボディにこだわりの機能が盛りだくさん! 個性的でトガってるように見えて、実はいいヤツって感じです。
まさに夜道雪のよう♡ あれ?違う?
軽やかで便利でリーズナブル。日常の街乗りにオススメ!
実際にまたがってみると、シート高は780mmで、身長155cmの私で足のかかとが浮く程度。車体は107kgと軽いので取り回しもラクチンです。ありがたい!