5月5日は「自転車の日」!! 意外と知られていない、人が自転車で打ち立てた偉大な世界記録とは?
日本では「こどもの日」として知られる5月5日ですが、じつは「自転車の日」でもあることは、意外と知られていないかもしれません。また5月は自転車関連の記念日が集中する時期でもあるということで、ここで世界に目を向けて、人が自転車で打ち立てたギネス記録を紹介します。
無謀な挑戦と笑うかもしれないが……
5月5日は、日本における国民の祝日である「こどもの日」として一般的ですが、じつは「自転車の日」でもあることは、意外と知られていないかもしれません。
1981年5月に「自転車の安全利用の促進及び自転車駐車場の整備に関する法律」(旧自転車法)が制定されたことを記念し、毎年5月1日~31日は「自転車月間」となっており、その期間中の祝日である5月5日が、自転車月間推進協議会によって「自転車の日」と定められました。

また5月22日は、公益財団法人「日本サイクリング協会(JCA)」が「サイクリングの日」と宣言しています。
そして6月3日は国連総会で「世界自転車デー」と制定されています。
そう、じつは5月から6月にかけて、自転車関連の記念日が集中する時期となっているのです。
そんな自転車にまつわる時期ということで、ここで人が自転車で打ち立てた偉大な世界記録(ギネス記録)を紹介します。
まずはシンプルに「自転車はどこまで速く走れるのか?」に挑戦した記録です。
2025年5月現在、自転車の世界最速記録は2018年にアメリカのサイクリスト、デニス・ミューラー=コレネクが記録した時速296km(!!)です。
こちらの記録については人力のみという訳ではなく、ドラッグレーサーで時速160kmまで自転車をけん引して切り離し、そこからスリップストリームを利用して加速するというものでしたが、それでも驚異的なスピードです。
2017年には、イギリス人のマーク・ボーモントがわずか78日14時間40分で自転車世界一周を達成したという記録もあります。飛行機なども使ったようですが、約2万9000kmを走破し、平均すると1日約400kmを走るという驚くべきタフネスを発揮しています。
歴史的には、1884年にイギリスのトーマス・スティーブンスが初めて自転車による世界一周を成し遂げましたが、その際は約3年を要したそうです。
世界記録はほかにもあります。オランダのイヴァン・シャルクが率いるエンジニアチームによって製作された全長55.16mの世界最長の自転車や、12時間以内に制作された、全長107kmとなる自転車を使ったGPSアートなど、さまざまな記録が存在します。
はたから見ると「どうしてそこまで……」と思ってしまいそうですが、挑戦者たちが自分自身の限界に向き合い、技術やアイデアを駆使して新たな可能性を切り拓く姿勢の現れだと思うと、どこか胸がアツくなるものがあります。
そして、そのチャレンジスピリッツを加速させるものが自転車という人力の延長線上にあり、もっとも身近な乗りものであることにもグッときてしまいます。
あらためて、5月5日は「自転車の日」です。世界記録を目指すのはなかなかハードですが、今までよりも長い距離を乗ってみる、新しいサイクリングコースを開拓してみるなど、自転車と過ごす時間の中で、自分の小さな記録更新を目指してみてはいかがでしょうか。




