燃費47.6km/Lで航続265km!! ホンダの原付二種スクーター「SH Mode 125」2027年モデル欧州に登場

ホンダ・ヨーロッパは2026年9月22日、スクーター「SH Mode 125」の2027年モデルを発表しました。

1984年に始まるSHシリーズの系譜

 ホンダ・ヨーロッパは2026年9月22日、スクーター「SH Mode 125」の2027年モデルを発表しました。

 新型モデルでは、フロントエンドのフェイスリフトに加え、フルカラーTFTディスプレイやUSB Type-Cソケットといった最新技術を盛り込み、ヨーロッパ市場における通勤用スクーターとしての訴求力をさらに高めています。

 ホンダの「SH」シリーズは1984年の初代「SH50」から始まり、スクーターブランドとして確固たる地位を築いてきました。累計販売台数は120万台を超え、ヨーロッパ中の人々の日常生活に深く根づいています。

 2014年からヨーロッパで販売を開始した「SH Mode 125」は、SHシリーズの魅力をより若い世代へと広げた派生モデルです。12年間の生産期間において、ヨーロッパで15万2000台以上が販売されています。

 2021年モデルでは大規模なアップグレードが実施され、LEDヘッドライト、軽量高剛性スチール製フレーム「eSAF(enhanced Smart Architecture Frame)」、4バルブ水冷SOHCエンジン「eSP+(enhanced Smart Power Plus)」、省燃費タイヤを装着したアルミホイールが採用されました。

ホンダ「SH Mode 125」2027年モデル(欧州仕様)
ホンダ「SH Mode 125」2027年モデル(欧州仕様)

 2027年モデルでは、フロントフェイスが再設計され、よりダイナミックで前傾姿勢を感じさせる外観に刷新されました。引き締まったラインを強調する改良されたマフラープロテクトカバーも採用され、視覚的な一新が図られています。

 カラーバリエーションは4色展開で、新色として「パールノスタルジックグリーン」と「バニラホワイト」が加わりました。既存色の「キャンディラスターレッド」と「マットギャラクシーブラックメタリック」は継続して設定されます。

 2027年モデルの技術面における最大の変更点は、フルカラー4.2インチTFTディスプレイの新採用です。従来のアナログ表示に代わり、燃料計や時計を含むすべての走行情報を視認性の高い形式で表示します。また、RoadSyncによるスマートフォン接続機能にも対応しています。

 左側グローブボックス内の充電用ソケットは、USB Type-AからUSB Type-Cへと刷新されました。18.5Lのシート下収納スペースにはラゲッジフックが備わり、スマートキーによるイグニッション操作とシートロック解除も引き続き標準装備されます。

 搭載エンジンは2021年モデルから継続採用の「eSP+」です。ボア・ストローク53.5×55.5mm、圧縮比11.5:1の4バルブ水冷SOHCエンジンで、最高出力は8.7kW/8500rpm、最大トルクは12.0Nm/5000rpmを発揮します。

 WMTCモードでの燃費は47.6km/lを達成し、5.6Lのタンク容量と合わせて満タン時の航続距離は約265kmとなります。アイドリングストップ機能も搭載されており、停車後3秒でエンジンを自動停止し、スロットル操作で即座に再始動します。

 車体は軽量プレス鋼板製の「eSAF」フレームを採用し、車両重量は118kgに抑えられています。全長1,950mm×全幅681mm×全高1,110mm、ホイールベース1,305mm、シート高765mmというコンパクトな車体寸法が、都市部での取り回しやすさを確保しています。

 フロントには16インチアルミキャストホイールに80/90-16タイヤ、リアには14インチホイールに100/90-14タイヤを採用しています。制動システムはフロントに220mm油圧ディスクブレーキ、リアに130mmドラムブレーキを備え、CBS(コンバインド・ブレーキ・システム)によって前後を連動させます。

 ホンダ純正アクセサリーとして、Hondaワン・キー・システムロック付きの35Lトップボックスおよびリアキャリアキットも用意されています。

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