ホンダの人気モデルに待望の「自動クラッチ」搭載!! ホンダ「レブル500」2027年モデルを欧州で発表

ホンダ・ヨーロッパは、「CMX500 Rebel」(日本モデル名:レブル500)の2027年モデルを発表しました。

Z世代の心に響くモーターサイクル

 ホンダ・ヨーロッパは、「CMX500 Rebel」(日本モデル名:レブル500)の2027年モデルを発表しました。

 新型モデルは「第2世代HMI(ヒューマン・マシン・インターフェース)」を初採用し、全く新しい円形3.5インチTFTスクリーンを搭載したほか、Honda E-Clutchテクノロジーを追加することで、多様なシーンでの汎用性と快適性を向上させています。

 ホンダは、デジタル時代に育ったZ世代にとって、オートバイは単なる移動手段以上の意味を持ち、ライフスタイルや個性を表現するものでなければならないとしていますが、CMX500 Rebelは、こうしたライダーの期待に応えるべく、伝統と革新的なアイデアを融合させて誕生しました。

 クラシックで時代を超越した外観に、独自の先鋭的で現代的なスタイルを吹き込んだCMX500 Rebelは、2017年の登場と同時にヒットモデルとなり、2021年以降、毎年ヨーロッパの「カスタム」カテゴリーでベストセラーを記録しています。

 これまでの進化として、2020年モデルではシートとサスペンションの見直し、ギアポジションインジケーターの導入、全灯火類のLED化が行われました。また、改良されたエキゾーストシステムによりEURO5に適合。2020年にはCMX1100(レブル1100)が登場し、Rebelファミリーが拡大しました。さらに2025年モデルではマイナーアップデートが行われるなど、常にアップデートを続けています。

 開発プログラム全体を貫くキーワードは「シンプル」と「ロウ(未加工・素材感)」で、細部にこだわったミニマリストデザインが追求されています。ファットタイヤを装着した低く引き締まった「ボバー」シルエットに、急角度の11.2Lフューエルタンクと快適性を追求したファットハンドルバーが特徴です。

 2027年モデルのアップデートの目玉は、初採用となる新しい3.5インチ円形TFTディスプレイの導入です。従来の100mmネガティブLCDメーターに代わり、より鮮明なグラフィックと豊かなデータ伝達を実現。左側ハンドルバーに新設された6ボタンのコントロールシステムと組み合わせることで、より直感的で素早い操作を可能にしています。

 灯火類はすべてLEDで、直径175mmの丸型ヘッドライトや極薄のオーバル型テールライトがロースタイルを際立たせています。タンデムパッドとリアフットペグは簡単に取り外すことができ、ソロ仕様への変更やアクセサリー装着を容易にしています。

 工場出荷時に専用装備が装着された「S」エディションも継続設定されます。ヘッドライトカウル、フロントフォークカバー&ブーツ、特別なブラウンのダイヤモンドステッチ風シート、ブロンズホイールがその内容です。

 エンジンは、スポーティな「CBR500R」由来の排気量471cc水冷8バルブ並列2気筒エンジンを搭載。クルーザーとしての用途に合わせ、PGM-FI燃料噴射マッピングやバルブ、点火タイミングが見直され、高回転重視の性能から、全回転域でスムーズかつリニアなトルク重視の低回転域出力へとキャラクターが変更されています。

 最高出力は8,500rpmで34kW、最大トルクは6,000rpmで43.3Nmを発揮し、A2ライセンス(日本の普通自動二輪に相当)に対応します。2025年モデルからは新しいECU設定とOBD2-2エキゾーストセンサーが追加され、エンジンがアップデートされました。

 内部ではローラーロッカーアームや、ピン表面にバナジウム処理を施したサイレントカムチェーン(SVチェーン)がフリクションを低減。6速ギアボックスとアシスト/スリッパークラッチが、街中でのスムーズなシフトチェンジを提供します。直径120mmの「ショットガン」スタイルのマフラーは、トルク特性にマッチした力強いパルス感を奏でます。

ホンダ「CMX500 Rebel S」2027年モデル
ホンダ「CMX500 Rebel S」2027年モデル

 2027年モデルのRebelには、2024年モデルの「CB650R」および「CBR650R」でデビューしたHonda E-Clutchシステムが初搭載されました。この先進技術は、クイックシフターよりも速くスムーズで安定したギアチェンジを可能にし、次世代のライディング体験を提供します。

 発進、停止、変速時にクラッチレバーを操作する必要がなく、ライダーはシフトペダルを操作するだけでギアチェンジが完了します。半クラッチ状態がシフトアップ/ダウンをスムーズにし、エンジンの点火時期や燃料噴射も最適に制御されます。

 シフトペダルにかける力の強さを設定する「操作感」をHARD、MEDIUM、SOFTの3種類から選択できるほか、いつでもクラッチレバーを通常通りに使用することも可能です。Honda E-Clutchのラージプロジェクトリーダーである小野惇也氏は、このシステムがモーターサイクル乗りに新たな体験を提供し、ライディングをさらに楽しくエキサイティングなものにすると述べています。

 Rebelのロースタイルを実現しているのは、エンジンを3点で保持する鋼管チューブラーフレームです。1490mmのホイールベースと690mmの低いシート高により、低速時でも威圧感がなく扱いやすい設計となっています。ミッドマウントのフットペグと2025年モデルで微調整されたハンドルバー位置が、自然で快適なライディングポジションを確保します。

 フロントには41mm径のフォーク、リアには5段階のプリロード調整が可能なツイン窒素ガス封入式ショックアブソーバーを装備。タイヤはダンロップ製で、フロントに130/90-16、リアに150/80-16サイズを装着しています。

 最新モデルのカラーバリエーションは、新色のマットフレスコブラウンと、マットガンパウダーブラックメタリックの2色展開です。

 CMX500 Rebel ‘S’ エディションは、新色のキャンディーロージーレッドと、マットガンパウダーブラックメタリックの2色が用意されます。

 また、オーナーの好みに合わせてカスタマイズできるよう、豊富な純正アクセサリーが用意されています。実用性を高める「コンフォートパック」、積載能力を向上させる「トラベルパック」、スタイルを強調する「スタイルパック」のほか、アジャスタブルブレーキハンドルレバーやハイスクリーンなども個別に選択可能です。

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