月間販売台数過去最高記録を更新 ハスクバーナ・モーターサイクルズのストリートモデルが好調を維持
ハスクバーナ・モーターサイクルズ・ジャパンは、2020年上半期の販売実績について、小型二輪車(排気量250cc超)を289台販売し、前年比プラス37.6%という大幅な増加となったことを発表しました。
特徴的なデザインと程よい走行性能、ストリートモデルの販売が好調
スウェーデン発祥のハスクバーナ・モーターサイクルズ(以下、ハスクバーナ)は、モトクロスやエンデューロ、ラリーなど、主にオフロードのレースシーンで活躍しているバイクメーカーです。2013年にはKTMファミリーの一員となり、2018年以降「VITPILEN(ヴィットピレン)」、「SVARTPILEN(スヴァルトピレン)」といった新たなストリートモデルをシリーズ展開しています。
ハスクバーナ・モーターサイクルズ・ジャパンは、2020年1月から6月の期間に287台を販売(排気量250cc超の小型二輪車)し、上半期としては前年比でプラス37.6%、単月では5月の販売新記録を早くも塗り替えたことを発表しました。
その主な要因についてハスクバーナ・モーターサイクルズ・ジャパンは、2018年春
に新規投入した「ヴィットピレン/スヴァルトピレン」シリーズが好評を博しており、2020年モデルを4月に販売したことで販売増に寄与、また、2020年1月にグラフィックの変更と最新の電子制御装置を搭載した「701 SUPERMOTO」と「701 ENDURO」を市場投入し、こちらも好評を得られたことが販売新記録につながったと言います。
また、第1、第2四半期に実施した販売キャンペーンや、正規ディーラーの新規オープン(2020年5月、香川県初の正規ディーラー)もまた、販売の上乗せに貢献したものとしています。
ハスクバーナのストリートモデル「ヴィットピレン/スヴァルトピレン」シリーズは、細く軽量な車体にオフロードマシン由来のパワフルなエンジンを搭載し、独特のデザインで他メーカーとは一線を画す魅力を放っています。2018年にイタリア・ミラノで開催されたバイクの国際見本市「EICMA」では、フロントフェアリングやアンダーカウルをまとった「VITPILEN 701 AERO Concept(ビットピレン701エアロ コンセプト)」も公開されており、今後も新型車などのリリースに期待が高まります。
【了】