ネオレトロなミドルウェイトモデル

　中国のバイクブランド「CFMOTO」は、ネオレトロモデル「700CL-X Sport」を欧州市場に導入します。

　全地形対応車であるATVやバイクを製造・販売するCFMOTOは、オーストリアのメーカー「KTM」と長年のパートナーシップを結ぶブランドで、KTMほかハスクバーナのデザインも手掛ける「KISKA Design」とも提携することで個性的なモデルを市場に送り出しています。

　2021年に開催されたバイクの見本市「EICMA2021」で公開された700CL-X Sportaは、CL-Xシリーズの最新派生モデルで、最高出力52 kw／8750 rpm、最大トルク61 Nm／6500 rpmを発揮する排気量693ccの並列2気筒水冷エンジンを搭載。

　カフェレーサーのようなクラシックな特徴を現代的なスタイルで表現した上で、ABS、電子制御スロットル、スリッパークラッチ、クルーズコントロール、ブレンボ製ブレーキ、KYB製サスペンション、イグニッションプロテクション、ロールオーバーセンサー、LEDライト、自動消灯式ターンシグナルなど最新の装備が奢られています。

　スポーティなネオレトロロードスターとして欧州に導入される700CL-X Sportの価格は7699ユーロに設定されています。