KTMの2023年型モトクロスおよびクロスカントリーモデルが進化 国内導入11機種発表

 KTM Japanは、2023年型で進化したモトクロスモデル「SX」シリーズおよびクロスカントリーモデル「XC」シリーズの計11機種の国内導入を発表しました。2022年8月より順次発売予定です。

2023年型で「SX」と「XC」シリーズが進化

 KTM Japanは、2023年型で進化したモトクロスモデル「SX」シリーズおよびクロスカントリーモデル「XC」シリーズの計11機種の国内導入を発表しました。2022年8月より順次発売予定です。

KTM「450 SX-F」(2023年型)
KTM「450 SX-F」(2023年型)

 2023年型で一新されたグラフィックは、KTMのイメージカラーであるオレンジとホワイトを基調とし、新たにパープルがデザインに加えられました。

 また、機種により新たに2速から5速へのシームレスなシフトアップを可能にするクイックシフターを搭載し、エルゴノミクスの見直しや、フルサイズの2ストロークモデルはすべてセルスターターを装備するなど多くの仕様変更がなされており、前後サスペンションにはいずれもWP製を採用しています。

 モトクロスモデルの「SX」シリーズではフルサイズの2ストロークモデルと4ストロークモデルがそれぞれ2機種ずつ、ミニサイクルでは電動バイクが1機種と2ストロークモデルが2機種となっています。

 クロスカントリーモデルの「XC」シリーズでは2ストロークモデルが1機種、4ストロークモデルが3機種ラインナップします。

KTM「450 XC-F」(2023年型)
KTM「450 XC-F」(2023年型)

 国内導入が発表された、2023年型のモトクロスモデル「SX」シリーズとクロスカントリーモデル「XC」シリーズの価格(消費税10%込み)や主要諸元は次の通り。いずれも競技専用車輌です。

■モトクロスモデル「SX」シリーズ(フルサイズ)

「125 SX」
価格:106万5000円(2022年12月発売予定)
エンジン形式:水冷2ストローク単気筒
総排気量:124.8cc
始動方式:セル
タイヤサイズ(F):80/100-21
タイヤサイズ(R):100/90-19
車両重量(半乾燥):92.4kg

「250 SX」
価格:117万5000円(2022年12月発売予定)
エンジン形式:水冷2ストローク単気筒
総排気量:249cc
始動方式:セル
タイヤサイズ(F):80/100-21
タイヤサイズ(R):110/90-19
車両重量(半乾燥):99.4kg

「250 SX-F」
価格:122万5000円(2022年9月発売予定)
エンジン形式:水冷4ストロークDOHC単気筒
総排気量:249.9cc
始動方式:セル
タイヤサイズ(F):80/100-21
タイヤサイズ(R):110/90-19
車両重量(半乾燥):101kg

「450 SX-F」
価格:134万2000円(2022年12月発売予定)
エンジン形式:水冷4ストロークSOHC単気筒
総排気量:449.9cc
始動方式:セル
タイヤサイズ(F):80/100-21
タイヤサイズ(R):110/90-19
車両重量(半乾燥):102.6kg

■モトクロスモデル「SX」シリーズ(ミニサイクル)

「SX-E 5」
価格:78万3000円(2022年10月発売予定)
電動モーター:48 V外側ローター付BLDCモーター
定格出力:2kW/3200rpm
最大出力:5kW/3900rpm
トルク:13.8Nm
バッテリー容量:21Ah
タイヤサイズ(F):60/100-12
タイヤサイズ(R):2.75-10
車両重量(半乾燥):40.5kg

「65 SX」
価格:61万4000円(2022年9月発売予定)
エンジン形式:水冷2ストローク単気筒
総排気量:64.9cc
始動方式:キック
タイヤサイズ(F):60/100-14
タイヤサイズ(R):80/100-12
車両重量(半乾燥):53kg

「85 SX 19/16」
価格:75万4000円(2022年8月発売予定)
エンジン形式:水冷2ストローク単気筒
総排気量:84.9cc
始動方式:キック
タイヤサイズ(F):70/100-19
タイヤサイズ(R):90/100-16
車両重量(半乾燥):68kg

■クロスカントリーモデル「XC」シリーズ

「250 XC」
価格:119万6000円(2022年11月発売予定)
エンジン形式:水冷2ストローク単気筒
総排気量:249cc
始動方式:セル
タイヤサイズ(F):80/100-21
タイヤサイズ(R):110/100-18
車両重量(半乾燥):100.1kg

「250 XC-F」
価格:128万4000円(2022年11月発売予定)
エンジン形式:水冷4ストロークDOHC単気筒
総排気量:249.9cc
始動方式:セル
タイヤサイズ(F):80/100-21
タイヤサイズ(R):110/100-18
車両重量(半乾燥):101.7kg

「350 XC-F」
価格:141万4000円(2022年11月発売予定)
エンジン形式:水冷4ストロークDOHC単気筒
総排気量:349.7cc
始動方式:セル
タイヤサイズ(F):80/100-21
タイヤサイズ(R):110/100-18
車両重量(半乾燥):102.5kg

「450 XC-F」
価格:150万8000円(2022年9月発売予定)
エンジン形式:水冷4ストロークSOHC単気筒
総排気量:449.9cc
始動方式:セル
タイヤサイズ(F):80/100-21
タイヤサイズ(R):110/100-18
車両重量(半乾燥):103.3kg

※保証期間は1カ月です。
※主要諸元の値はEU仕様のものです。日本仕様では値が異なる場合があります。

【画像】国内導入予定のKTMモトクロス/クロスカントリーモデル(2023年型)を全て見る(24枚)

画像ギャラリー

最新記事