レーシングライダーの石塚健がEICMA2024に初参加! 世界のトップライダーも集結するEICMAの魅力とは
レーシングライダーの石塚健選手がイタリア ミラノで開催された世界最大のモーターサイクルショーEICMA2024を訪問。そのレポート第1弾です。
世界中からトップライダーも集結するEICMA
皆さんこんにちは!レーシングライダーの石塚健です。
2024年11月5日から10日にイタリアのミラノにある展示場フィエラ・ディ・ミラノで開催された、モーターサイクル国際博覧会「EICMA」に行ってきました!
EICMAはミラノショーまたはミラノ・モーターサイクル・ショーとも呼ばれていますが、1914年にクルサール・ディアナで初開催されており、2014年の開催で通算100回目を記録。今年2024年は記念すべき110回目の開催となるほど長い歴史を持ち、毎年5日から6日間開催されています。
総来場者は50万人超え、東京モーターサイクルショーの3倍となる30万平米の展示面積に約1500社以上が出展する世界最大のモーターサイクルショーです。
確かに会場はとんでもなく広く、1日じっくりとブースを見て回っていたら全然時間が足りなかったほど。世界最大の二輪展示会であるため、世界中の2輪メーカーのNEWモデルの発表が数多く行われ、多くの注目を集めています。
今回、初日となる11月5日はプレスデイ、6日はプレス&関係者デイ、7日から10日が一般公開日といったスケジュール。
僕はEICMA初参加ということで取材はもちろん、ライダーとしての契約関係やスポンサー活動など、みっちり4日間会場に足を運びました。
今回はそんな僕がEICMAの会場で偶然遭遇した世界のトップライダー達をご紹介!
まず1人目は、今年MotoGPのmoto3クラスに参戦していたスペイン人ライダー、ダビド・アロンソ選手です。
10月のMotoGP日本グランプリでタイトルを獲得したことも記憶に新しいと思いますが、プラスでシーズン14勝という物凄い新記録を打ち立てたライダー。スポンサーブースに顔を出して、挨拶回りをしていたようでした。
そして次はスーパーバイク世界選手権で今シーズンも世界チャンピオンとなった、トルコ人ライダーのトプラク・ラズガットリオグル選手。メーカーを移籍した初年度でも、速さと強さは健在です。
そして同じくROKiT BMW Motorrad World SBK Teamのマイケル・ファン・デル・マーク選手にも遭遇。2人ともBMW Motorradブース付近にいました。
写真を撮ってもらえたのはみな初日でしたが、やはり一般公開がスタートすると人も多く、他にも多くのライダーがトークショーやサイン会に参加していましたが、中々一緒に写真を撮るのは難しかったです。
自分も多くのブースを回る上で、お世話になっていたり、これからお世話になるブースでちゃっかりサインを書かせてもらったりしました。
ということで、初めてEICMAに行ってみて思ったことは、やはり世界最大の二輪車展示会だなと感じた事。世界中からモーターサイクルに関わるメーカーや企業が集まり、世界が注目する新車発表、そして世界トップクラスのライダーも大集結するEICMAは、物凄い規模感でした。
次回はそんなEICMAで出会った個人的に気になるバイク達をご紹介しようと思いますのでお楽しみに!それでは!
Writer: 石塚健
(レーシングライダー)埼玉県出身の28歳。3歳からポケットバイクに乗り始め、ロードレースというオートバイ競技に参戦。現在は世界各国で活躍できるライダーを目指して日々、活動中。 2019年から、ヨーロッパでおこなわれる「FIM CEV REPSOL Moto2ヨーロピアンチャンピオンシップ」への挑戦を開始。2024年は「FIM 世界耐久選手権」のトップカテゴリーとなるEWCクラスに、スロバキアのMaco Racing Teamより参戦します。スポンサー募集中!応援よろしくお願いします。