小さな火花がエンジンを動かす! ガソリンエンジン車には必須の「スパークプラグ」とは?
バイクには様々な専門用語が存在しますが、この企画ではそうした「バイク用語」について解説していきます。今回は「スパークプラグ」についてです。
混合気に火花で点火するガソリンエンジンの重要部品
バイクには様々な専門用語が存在しますが、この企画ではそうした「バイク用語」について解説していきます。今回は「スパークプラグ」についてです。
スパークプラグとは、ガソリンエンジンの燃焼室内で、圧縮された空気と燃料の混合気に電気の火花を飛ばして点火する部品です。一般には単に「プラグ」とも呼ばれ、シリンダーヘッドに取り付けられています。
中心電極と接地電極の間に高い電圧をかけて火花を発生させ、その火花をきっかけに混合気を燃焼させます。
プラグは高温・高圧の燃焼ガスにさらされながら点火を繰り返すため、電極は少しずつ摩耗します。摩耗して電極間のすき間(プラグギャップ)が広がったり、電極にカーボンなどが付着したりすると、安定した火花を飛ばしにくくなり、始動不良やアイドリングの不安定、加速不良などにつながることがあります。そのため、メーカーが指定する時期を目安に点検・交換する必要があります。

また、始動を繰り返した際などに燃料でプラグが濡れ、正常に火花を飛ばせなくなる状態を「プラグかぶり」といいます。かつてのキャブレター車では比較的起こりやすいトラブルでしたが、燃料噴射を電子制御する現在のインジェクション車では発生しにくくなっています。
スパークプラグには一般的なニッケル合金のほか、細い電極によって着火性や耐久性を高めたイリジウムや白金などを使用するタイプもあります。
また、エンジンによって適切な「熱価」が定められているため、交換時にはサイズが合うだけでなく、メーカーが指定する種類や熱価を選ぶことが重要です。








