大きめ肉厚ホクホク食感が2尾!! 昭和な洋食のビジュアルが良い雰囲気の『とよまる食堂』へ 美味しいアジフライを求めて走る旅 神奈川県横須賀市

アジと言えばアジフライ! というライダーのために、美味しいアジフライを味わえる店を紹介します。神奈川県横須賀市の「とよまる食堂」を訪れました。

パワフルな店主の自家製タルタルが絶品!!

 美味しいアジフライを求めて、筆者(増井貴光)がやって来たのは神奈川県横須賀市です。横須賀と言っても米海軍基地のある中心部ではなく、相模湾に面した長井です。秋の長雨で気が滅入っていましたが、外を見たら晴れているので、これはバイクに乗らなければと愛車のホンダ「CT110」で海を見ながらのんびり走って長井に辿り着きました。

 三浦半島で一番大きい漁港のある長井エリアには、アジフライや海鮮の美味しい店が何軒もあります。以前新しい店を見つけて覗いてみたら満席な上に外にも待っている客がいたので、また来ようと思った店に再訪です。

 国道134号から長井漁港の手前にあるのが目的の店、「とよまる食堂」です。14時くらいに着いて店の横にある駐輪場に「CT110」を停めて入店します。

 入口には「海ごはん山ごはん」と書かれていて良い感じです。メニュー写真を見ると「アジフライ定食」がありました。価格分の食券を購入して「アジフライ定食」をお願いします。

 カウンターの上には惣菜や漬物が並んでいます。その横にはご飯とスープもあり、いずれもセルフサービスです。

 この日の惣菜は肉じゃがとサラダ、ごぼうのフライです。少しづつ取ってテーブルに戻ると、ほどなく「アジフライ」が出来上がってきました。

 揚げたてのアジフライと付け合わせのフライドポテト、にんじんとアスパラ、スパゲッティが熱々の鉄板に盛られています。昭和な洋食のビジュアルが良い雰囲気です。

「とよまる食堂」のランチメニュー、「アジフライ」は大きめのアジフライが2尾に赤スパやフライドポテトが鉄板に盛られて提供される
「とよまる食堂」のランチメニュー、「アジフライ」は大きめのアジフライが2尾に赤スパやフライドポテトが鉄板に盛られて提供される

 アジフライは2尾で大きく厚みもあります。揚げ具合はバッチリ、肉厚の身はホクホクです。

 アジフライにはソース派の筆者ですが、店主の鈴木さんが作ったタルタルでいただきます。これがまた美味しい! 秘訣を訊いてみると企業秘密とのことですが、鈴木さんの出身地である宮崎名物「チキン南蛮」の名店のタルタルを自分なりに作っているとのことでした。これがアジフライに合うのです。

 肉じゃがなどの惣菜も美味しいし、人気店なのがよく分かります。アジフライのボリュームと付け合わせ、惣菜でお腹いっぱいな筆者でした。

 話を訊くと、ここ長井に移ったのが2025年9月で、翌2026年2月に店をオープンしたそうです。釣りとバイクが趣味だった鈴木さんは、漁港の近くから見る夕景に惚れ込んだそうです。

 以前はカワサキ「Z1300ボイジャー」やホンダ「CB750 FOUR」など、カワサキとホンダのバイクばかりを20台くらいづつ乗り続けて、バイク好きが高じて教習所の教官になり、27年間勤めたそうです。

 辞めた後は教習場のレストランやイタリアンレストランで料理を作る仕事をするかたわら、都内などで160回を超える交通安全の講演を続けてきたそうです。

国道134から長井漁港へ向かう途中にある「とよまる食堂」。バイクは店の横に停められる
国道134から長井漁港へ向かう途中にある「とよまる食堂」。バイクは店の横に停められる

「とよまる食堂」を始める前は自転車で故郷の宮崎から神戸まで自転車で旅をしながら、各地で「交通安全紙芝居」を上演し、お年寄りや子供たちに交通安全を訴えてきたそうです。またこの旅は、神戸から再開して北海道まで日本を縦断していくそうです。

 美味しい料理を提供するアットホームな食堂もアップデートして、今後は民泊も始める予定とのこと。70歳を越える鈴木さんですが、バイクは降りて自転車で日本縦断や新しい事業への挑戦など精力的です。筆者もそのパワフルさを見習わなければと鼓舞されました。

 元気を分けてもらってお腹も胸もいっぱいで、愛車で走り出す筆者でした。

■とよまる食堂
所在地/神奈川県横須賀市長井3-30-41
営業時間/木・土・日曜12:00~15:00、17:00~21:00、金曜12:00~15:00(月~水曜定休)
※営業時間、休日は変更となる場合があります

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Writer: 増井貴光

旅をライフワークにバイク専門誌などで活躍するカメラマンでコラムニスト。国内だけでなく、アメリカでランドスピードレースやドラッグレースの撮影を続けている。著書としてユタ州ボンネビルで最高速に挑戦するライダーを撮影した写真集『bonneville』と、ルート66を実際に走って撮影した『movin’on』がある。また撮影だけでなく、イベント等の企画・運営にも携わるなどその活動は幅広い。愛車はハーレーFLTRXS、ホンダXR250とCT110

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