女子高生とハーレーが織りなす青春映画『セブンティーンモータース』劇場公開スタート! トークショーではバイク談議も!!

群馬県を舞台に、女子高生の仲良し4人組とオンボロハーレーが織りなす青春映画「セブンティーン モータース」が、東京の池袋シネマ・ロサで劇場公開。初日には伊藤監督が登壇し、バイク業界で活躍するゲストとトークショーが催されました。

映画「セブンティーンモータース」に関わるバイクトークで大盛り上がり!

 12月14日に東京の池袋シネマ・ロサにて公開された「セブンティーンモータース」は、群馬県を舞台に17歳の女子高生たちがボロボロのハーレー・ダビッドソンの修理に奔走しながら成長していく青春映画です。

ヒロイン役を演じた「アップアップガールズ(仮)」の新井愛瞳さん

 制作を担当した伊藤拓也監督にとって初の長編作品となった「セブンティーンモータース」は、スタッフとキャストと多くの協力者の情熱によって完成したインディーズ映画でしたが、女子高生とハーレーという意外性のある組み合わせが話題になり、劇場での公開が決定しました。

 公開初日には伊藤拓也監督と中村圭佑プロデユーサーが登壇。バイク業界で活躍するタレントの平嶋夏海さん、フォトグラファーの伊勢悟さんをゲストに迎え、トークショーが行われました。

平嶋夏海さんもヒロインの試行錯誤に共感

 平嶋さんはバイクに乗るお父さんの影響で自分も19歳で二輪免許を取得したという経歴の持ち主です。また、伊勢さんはバイク愛好家でもあり、1児の娘を持つお父さん。お互いに映画の登場人物に共感するところも多かったと話します。

トークショーのゲストとして登場したタレントの平嶋夏海さん(左)とフォトグラファーの伊勢悟さん(右)

 中村プロデユーサーから「パーツのひとつひとつの扱いにしてもホコリや汚れに気を使ったり、専門家のアドバイスをもらって作品に反映させました」という話が出ると、自ら愛車のタイヤ交換やサスペンションのメンテナンスを手がけるという平嶋さんも共感。

「父から教えてもらいながら覚えたので、主人公のくるみちゃんがアドバイスを受けながら試行錯誤するシーンがよくわかります。達成感があるし、愛着も増すんです!」と力説しました。

 それに「劇中に出てくるガレージもカッコいい! そんなところからでもいいので、バイクに興味を持ってもらえたらうれしいですね」と笑顔でバイク愛を語りました。

リアルな「音」に拘ったセブンティーンモータース

 一方、伊勢さんは劇中に出てきたカスタムバイクを解説。劇中に登場するカスタムバイクは専門誌の表紙を飾ったこともある作品だそうで、群馬の有名カスタムビルダーが、プロになる前にプライベートで製作した…というマニアックな裏話を披露しました。

左からフォトグラファーの伊勢悟さん、伊藤拓也監督、中村圭佑プロデユーサー、タレントの平嶋夏海さん

 伊勢さんは、「あと劇中でチェックして欲しいのが音。エンジンをかける時のキック音や排気音。伊藤監督がちょうど美味しいとこを使ってます(笑)。好きな人はテンション上がりますよ! バイクってものすごくテンションを上げてくれる乗り物なので、ぜひ触れ合って欲しいなって思います。バイクのイベントもいろいろあるので、映画を観て興味を持ってくださった方は足を運んでみてください!」とも語りました。

 また、撮影を通して多くのバイク乗りと触れ合ったという伊藤監督は、「バイクに乗っている人って少年みたいなマインドを持っている人が多いんですよね。17歳が青春なのは当たり前なんですけど、年齢を重ねても青春してるなって、それを映画にも反映させたかったんです」と語ると、平嶋さんも伊勢さんも賛同。トークショーは大いに盛り上がりました。

 劇場の池袋シネマ・ロサでは、映画上映後にスペシャルイベントを企画。キャストの新井愛瞳さん、日高七海さん、ついひじ杏奈さん、ダンカンさん、ノッチさん、鶴田真由さんの他、映画監督の上田慎一郎さん、浅沼直也さん、犬童一利さん、榎本桜さん、石橋夕帆さん、山田佳奈さんなども登場する予定です。映画やイベント詳細は池袋シネマ・ロサの公式サイトで確認できます。

【了】

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