安定感は抜群!!オススメ3輪バイク5選!

抜群の安定感を誇り、雨天時などの悪路でも安定して走行できる点が魅力の3輪バイク。街中で高齢者の方が運転している姿を見かけた方も多いでしょう。そんな3輪バイクには、どんなオススメモデルがあるのでしょうか。

同じ3輪であっても、仕様はそれぞれ違う!おすすめを5車種ピックアップ!

 初めに紹介するのが、LMWテクノロジーを採用したヤマハの「NIKEN GT」です。その見た目から、「NIKEN GT」はバイクの免許ではなく、車の免許で乗るのではないかと思ったライダーもいるかもしれません。しかし、「NIKEN GT」はれっきとしたバイク扱いで、運転には大型二輪免許が必要なツアラーバイクなのです。

ヤマハ「NIKEN GT」

 排気量845ccの水冷DOHC直列3気筒エンジンは、最大出力は116psを発生させます。最大の特徴であるフロント2輪は、NIKEN専用の120/70R15、最高速度240kmまで出せるVレンジタイヤを装着しています。

 クルーズコントロールシステムを4速以上の走行中に設定をすると、その後の速度調整はボタンのワンプッシュで変更可能。ブレーキやクラッチ、アクセル操作をすると自動的にキャンセルされるため、高速道路を巡行する際は役立つ機能です。他にも、フロント2輪は横風に強いという特性があり、高速道路や橋の上での横風を受けても、ふらつきが抑えられ、安定した走りができる点も嬉しいポイントではないでしょうか。

 カラーはマットダークグレー、マットブルーの2色をラインナップ。希望小売価格は198万円(税込)に設定されています。

ヤマハ「トリシティ300」

 続いて紹介するのは、ヤマハの3輪バイクでミドルクラスに位置する「トリシティ300 」です。

 大きな特徴は、車両の乗り降りや駐輪・2人乗りをする際に、車体を支えてくれる「スタンディングアシスト」機構を搭載している点でしょう。ボタンひとつで、車体が傾斜するのを抑えるように専用のキャリパーが作動。押し歩きや切り返しでバランスを崩して、車体を倒してしまうのを防いでくれます。

車体を支えてくれる「スタンディングアシスト」機構を搭載

 排気量は292ccで、水冷SOHC単気筒エンジンで最大出力は29psを発揮。国内では微妙な排気量ですが、欧州や東南アジア諸国ではメジャーなクラスです。

 前後タイヤはブリヂストンと共同開発し、LMW専用設計の14インチ「BATTLAX SC」を装着しています。燃料タンクは長距離も安心の13Lを誇るほか、駐輪に便利なリアブレーキロックを搭載、シート下のトランクは約45Lと大容量で、フルフェイスヘルメットやジェットヘルメットを2個収納可能です。

 また、フロント2輪は高い制動性がありながら車両が安定しており、街乗りで咄嗟にブレーキをかけるような場面でも転倒する危険が抑えられます。カラーはグレー、マットグレー、マットグリーニッシュグレーを展開しており、メーカー希望小売価格は95万7000円(税込)に設定されています。

ヤマハ「トリシティ125(ゆるキャン△仕様)」

 3つ目に紹介するのは、2014年に販売されたヤマハ「トリシティ125」です。街乗りメインのライダーの悩みであるマンホールの蓋も、フロント2輪のおかげでスリップする危険性が大幅に低減。他の125ccスクーターでは実現できない安定性があります。

 重量は159kgと、このクラスでは重い部類になるため、同じクラスの2輪と比べると押し歩く際は少し重いと感じるかもしれません。搭載されているエンジンは水冷SOHC単気筒で最大出力12ps、燃料タンクは7.2Lと、街乗りには過不足なく扱いやすい仕様となっています。

 また、フロントボックス内にはスマホ充電などに仕様できる、12VのDCジャックを内蔵。「トリシティ125」の車体は、1つ上のモデル「トリシティ155」と共有しているため125ccクラスにしては大柄であり、2人乗りが窮屈にならず楽しめるでしょう。

 カラーはイエロー、ホワイト、マットグレーの3色展開で、メーカー希望小売価格は42万3500円(税込)です。

ジレラ「フォコ500」

 4つ目に紹介するのは、ジレラ「フォコ500ie」。2007年に日本に上陸し、スクーター業界に衝撃を与えたピアジオ「MP3」をベースにして開発されたモデルです。

 大型2輪扱いになる493cc水冷単気筒エンジンを搭載し、最高出力は40ps、最高速度は時速150kmを誇ります。燃料タンクは12Lで、カラーはレッド、オリオングレイ、ブラックデイモンの3色が日本に輸入されていました。前述したヤマハの3車種と同様、体重移動に合わせてタイヤと車体が傾けられる機構を採用している点がポイントです。

 中古車市場の相場は、60万円ほど。日本では珍しい車種ではあるものの、2020年モデルの中古車を扱っている販売店もあります。そのため状態の良い中古車や、場合よっては新古車を扱っている販売店が見つかるかもしれません。

Can-AM「スパイダーF3-S」

 最後に紹介するのは、カンナム「スパイダーF3-S」。今までの3輪バイクは車体を倒せる構造をしていましたが、カンナムの3輪バイクは車体を倒せません。つまり、日本の運転免許制度では、普通免許で運転できるのです。ヘルメット着用義務もありませんが、安全面を考慮すると着用した方が良いでしょう。

「スパイダーF3-S」は、バイクの開放感と自動車の安定したドライビングの2つを備えた3輪バイクといえます。並列3気筒1330 ccエンジンを搭載し、最大出力は115ps。加えて、燃料タンクは長距離も安心の27 Lです。

 また、シフトチェンジはペダル操作ではなくボタン操作。クラッチ操作の必要がないセミオートマチックですが、アクセル操作はバイクと同じスロットルを採用しています。

Can-AM「スパイダーF3-S」

 重量は408 kgと押し歩きが大変と感じるかもしれませんが、バッグギアがあるため足をつかずに方向転換が可能。タイヤを倒さず曲がるため挙動は車に近いですが、開放感や乗り心地はバイクという独特な3輪バイクなのです。

 乗り手を選ぶモデルですが、ハマると癖になる3輪バイクといえます。カラーはブラックの1色のみを展開しており、メーカー希望小売価格は295万9000円(税込)です。

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 今まで3輪バイクはかなりマイナーな存在でしたが、種類が増えてくるとさらに身近なバイクとして多くのライダーが乗るようになるでしょう。

 フロント2輪が持つ安定性や、前輪のどちらかがグリップしていればスリップしにくいという魅力は、今までの2輪では決してなかったものといえます。購入を検討している方や気になる方は、一度試乗してみるのも良いかもしれません。

【了】

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