製作期間95日!?　ヤマハの単気筒135ccエンジンがボクサーに!!

　過去に縦型4気筒、横型V4、4気筒スクーターエンジンと、魔改造のベースとなるエンジンの排気量や形状など一切お構いなしで作り上げてしまうベトナムのカスタムビルダー……いや、もはや「エンジン職人」のYouTuberが、またしても魔改造エンジンを自作してしまいました。それはBMWバイクでお馴染み、水平対向2気筒（ボクサー、フラットツイン）エンジンです。

　動画は魔改造バイクの完成形から映し出され、見ると、エンジンは紛れもないボクサーエンジン……ですが、BMWほど大きくもなく、手作り感満載のミニバイクに仕上がっています。

　製作工程では、まず東南アジアのレースシーンで人気のヤマハ「ジュピターMX135」の縦型エンジンから始まり、いつもの如く、何の躊躇も無く全てバラします。

　この時点でも、どうやったらボクサーエンジンになるのか想像も出来ませんが、アルミブロックをいつものように削ったり穴を開けたりと作業が進んでいくと、やがて全貌が明らかに……。

　まさか縦型エンジンの腰下を横向きに配置して、ボクサーエンジンのクランクケースにするなんて誰が想像できたでしょうか？　これまではバイク好きならば何となくは想像できたかもしれませんが、今回は本当に良い意味で裏切られます。

　果たして縦型単気筒から水平対向2気筒に生まれ変わった、いや、生み出されたエンジンのアイドリング、走行サウンドやいかに!?