まさに命がけ!? 脅威の「3階建て自転車」をDIY 製作から実走まで記録された動画に視聴100万回超え!!
欧米では愛好家も多くカルチャーとして定着している「トールバイク」ですが、さらなる高みを目指して、あまりにクレイジーな3階建てのトールバイクを自作してしまった人たちの動画に注目が集まっています。
何が彼らを突き動かすのか……
日本ではまず見かけることのない「トールバイク」は、その名の通り「背の高い」自転車です。欧米では愛好家も多くカルチャーとして定着しているので、海外旅行中にグループライドに出くわした人もいるのではないでしょうか。

基本的にトールバイクは2台の自転車を「上下」につなぎ合わせてビルドするのが定番ですが、世の中には「もっと上」を目指す人たちがいました。
クレイジーな動画を多数投稿しているYouTubeチャンネル「The Real Life Guys」は、子供の頃に思い描いていた夢や、当時はやりたくてもできなかったアレコレを、本気で試してしまおうという若者たちの集団です。
「3階建ての自転車」と題した動画では、その言葉どおり下から上まで3層で乗車できるという「超」トールバイクをDIYしています。
まずは日本でもよく見かけるタイプの電動ファットバイクのフレームを前後に分割し、鉄パイプで延長します。ハンドルの一部もベース車から流用し、タイヤは重量に耐えうる極太のものを利用しているようです。
この段階で、前後に長いタンデム自転車としてしっかり走ることができる模様。その上に2階建てとなるフレームを溶接するのですが、すでにかなりの高さ。通常のトールバイクよりも巨大です。
そしてさらにフレームを積み重ね、本当にビルの3階ほどの高さになる「超」トールバイクの全貌が見えてきました。
この自転車のスゴいところは、電気モーターを搭載した電動アシストのトールバイクというアイデアです。速く走ろうというわけではなく、必然的に重くなるペダリングを少しでも軽減するためでしょう。
いざ倉庫内で試乗してみると、どこからか異音が……。ちょっと不安の残る仕上がりですが、本人たちは乗り出す気満々です。
一部をバラして屋外に運び出すと、その巨大さを実感させられます。何枚ものリングにチェーンを噛ませてあり、なんだかマッドマックスみたいでクールな外観。まさに命がけの試乗でハンドリングを調整したりと、「少し乗れてるところを撮影できればOK」などと生半可では済ませないところに彼らの本気度が表れています。
そしてついに公道で実走! 人通りの少ない深夜帯に走ります。道路標識や信号機を避けているところからも、その巨大さが伺えます。
しかもそれだけでは終わらせず、1階から3階まで、計6人が乗車しての実走に挑戦! ピラミッド型のフレームは強度十分で、安定した走りを披露したのでした。