混合気供給の要“キャブレター”を分解!! 同い年のバイク=スーパーカブと生きるバイクライフ Vol.3

メインボディと別体フロート室を分離する前に、キャブボディ外周の汚れを、泡状キャブクリーナーケミカルで洗浄しました。分解洗浄する際には、まずは先にキャブボディ外観の汚れを洗い流してから分解するのが良いと思います。後々の詳細作業が楽になります
泡状キャブクリーナーを吹き付けて、不要になった歯ブラシで擦ってからパーツクリーナーで洗い流します。その後、エアーブローで各通路に吹き付けます。この作業を終えてから各部を分解し、再度ケミカルを使って洗浄することで、効果的な洗浄が可能です
分解したらカチカチになってしまったOリングやガスケットが出てきて大変なことに……。そんなときには、キースターから発売される旧車純正キャブ用燃調キットを利用して、ガスケット交換やセッティング微調整が可能になります
不調の原因は、メインボディとフロートチャンバー室の合わせ面にあるスロー系ポートの目詰まりでした。このキャブにはスロージェットが無いので。この通路が詰まった時にはニードルで突っついて通気確認しますが、通路口径を拡大しないように要注意です
1962年型スーパーカブC100。原付一種登録だと制限速度30km/hなので、原付二種のC105用ピストンを組み込み、燃焼室もC105仕様に加工して、55ccの原付二種=黄色ナンバーで登録しています。登録時には「排気量変更届け」を提出しました
ホンダスーパーカブC100の型式認定コーションマーク。1960年後期モデルからは、第一種原動機付自転車として型式認定を得ているが、それ以前に生産されたスーパーカブC100は「原動機付自転車用原動機」として、運輸省認定を受けていました
スーパーカブC100用ダウンドラフト型フロート別体キャブレターの透視分解組み立て図。OHCエンジンのC50やC65/70とは形状が違っています。通称「縦キャブ」と呼ばれていますが、C100でも1959年製造以前のキャブは、別体フロート室の形状が異なります
1962年前期モデルまではガソリンホースが1本のキャブでリザーブ機能がありませんでしたが、1962年後期モデルからは、ガソリンホースが2本になり、1本はリザーブ回路になりました。燃料ストレーナーにはタンク内から流れ出たゴミ、サビが溜まっていました
ゴム製インレットパイプとスロットルバルブを抜き取り、本体固定フランジのナット2個を取り外すことで、キャブボディはアッセンブリー状態で取り外すことができます。分解洗浄することで、今回は不調の原因と対峙することができました

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