スズキ「“新型”軽二輪フルカウルモデル」登場!! 可変バルブリフト機構搭載で出力向上&ウイングレット搭載!! 「GSX250R-F」中国で発表

スズキと中国・大長江グループ企業の合弁会社である「豪爵鈴木(Haojueスズキ)」は、2026年8月に新型フルカウルスポーツモデル「GSX250R-F」を発表しました。

スポーティな新スタイリングと最新の電子装備

 スズキと中国・大長江グループ企業の合弁会社である「豪爵鈴木(Haojueスズキ)」は、2026年8月に新型フルカウルスポーツモデル「GSX250R-F」を発表しました。

 この新モデルは、従来型「GSX250R」が持つ扱いやすさや親しみやすさを継承しながら、エンジンや装備、スタイリングの面で大幅なアップデートが施されています。

 最大のトピックは、新開発された排気量248ccの水冷並列2気筒エンジンです。このエンジンには、運転状況に応じてバルブの作動特性を切り替えるVVL(可変バルブリフト機構)が採用されました。これにより、街乗りで多用する低中回転域での扱いやすさと、高回転域での伸びやかな加速性能を両立しています。

 性能面では、最高出力が従来の24PSから約29.2PSへ、最大トルクも22N・mから23.6N・mへと大幅に向上しました。また、F.C.C.製のスリッパークラッチが標準装備され、シフトダウン時に発生する急激なエンジンブレーキによる後輪の挙動を緩和します。

 スタイリングは、フロントマスクを中心にフェイスリフトが行われ、より精悍なルックスへと進化しました。新世代のスポーツバイクを象徴する装備として、新たにウイングレットが採用されています。

 灯火類も一新され、フロント中央にはプロジェクター式のLEDヘッドライトが、その左右にはブレード形状のポジションランプが配置されました。テールランプやマフラーも新デザインのものが与えられています。

スズキ「GSX250R-F」
スズキ「GSX250R-F」

 長距離ツーリングや日常使いでの利便性を高める最新の電子装備も多数追加されました。メーターには、視認性に優れたカラーTFTディスプレイを採用しています。独自の「iHJ」システムによるスマートフォン連携機能も搭載しており、天気予報の表示、着信通知、音楽操作などが可能です。

 このほか、タイヤ空気圧モニタリングシステム(TPMS)や、出力18WのUSB Type-C電源も標準で装備されます。

 車体サイズや足つき性といった基本ディメンションは、従来型の良さがそのまま維持されています。主なスペックは、全長2085mm×全幅740mm×全高1110mm、シート高は790mmです。車両重量は178kgで、従来型から3kgの軽量化を実現しました。

 エンジンは水冷4ストロークSOHC4バルブ並列2気筒で、最高出力21.5kW(29.2PS)を9500rpmで、最大トルク23.6N・mを5500rpmで発生します。ブレーキは前後にシングルディスクを採用し、ボッシュ製の2チャンネルABSを装備しています。

 中国でのメーカー希望小売価格は1万8980元(日本円で約45万円/2026年8月中旬のレート)に設定されています。カラーバリエーションは、「ブラック」と「グレイシャーホワイト」の2色が展開されます。

 現時点において、日本国内への導入に関する公式な発表はありませんが、ベースとなったGSX250Rは日本でも人気の高いモデルであるため、今後の国内展開に期待が寄せられています。

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