ホンダ「アフリカツイン」市販予定車が登場 あらゆる面で進化した「True Adventure」
ホンダは、2019年10月25日から一般公開される第46回東京モーターショーで、大型アドベンチャーモデル「CRF1100Lアフリカツイン」の市販予定車を展示します。
あらゆる面で進化したホンダ「アフリカツイン」
ホンダは、2019年10月25日から一般公開される第46回東京モーターショーで、ヨーロッパで先行公開された新型「CRF1100L Africa Twin Dual Clutch Transmission」(以下:アフリカツイン)を市販予定車として展示します。

「True Adventure(トゥルーアドベンチャー)」をコンセプトに掲げるホンダ「アフリカツイン」は、新設計のフレームや1100cc化されたエンジン、タッチパネルを採用した液晶ディスプレイ、クルーズコントロール、コーナリングヘッドライトなど、トータルバランスを磨き上げたモデルとなっています。
東京モーターショー2019では、走行状況に応じて減衰力を調整するSHOWA製電子制御サスペンションを採用した「CRF1100L Africa Twin Adventure Sports ES Dual Clutch Transmisssion」もあわせて展示されるようです。

1988年に登場した初代「アフリカツイン」は、世界一過酷なラリーといわれるパリ-ダカールラリーで、86年、87年、88年と3年連続優勝(二輪車部門)の偉業を成し遂げたワークスマシン「NXR750」で得た技術をフィードバックし開発たものでしたが、新型の同モデルも同様、現在FIMクロスカントリーラリー世界選手権で活躍する「CRF450 RALLY」などレースで得た経験が活かされています。

2016年に登場した「CRF1000L Africa Twin」からは、クラッチ操作が不要な「デュアル・クラッチ・トランスミッション(DCT)」装着モデルも登場していますが、新型車でも同じくDCTが採用されています。
2019年12月1日にはAT限定大型自動二輪免許の排気量制限の撤廃も予定されているため、アフリカツインはAT限定大型自動二輪免許でも乗ることが可能となりそうです。
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