通勤通学から高速まで 1台あれば何でもできる! 150ccスクーターおすすめ5選

同じ名前のスクーターでも、125ccクラスと150ccクラスのものを見たことはありませんか。実は、これらのスクーターは125ccクラスの車体にエンジンを150ccにした物が多く、125ccよりもパワフルなのです。高速道路やバイパスなど、自動車専用道路を走行する方にぴったりのバイクといえるでしょう。そんな150ccスクーターのオススメ車種には、どのようなものがあるのでしょうか。

おすすめの150ccスクーターを5つピックアップ!

 まず紹介するのは、原付二種のスクーター「PCX」の普通二輪車「PCX160」です。

ハイテク機器満載のスクーター、ホンダ「PCX160」

 前後ディスクブレーキにキーレス、USB充電、LED灯火類などを標準装備。さらに、「セレクタブルトルクコントロール」と呼ばれるホンダ独自の後輪スリップを抑制する昨日も備わっており、まさにハイテク機器満載のモデルです。迷ったらこれと言っても過言ではない1台です。

 そして、そんなホンダ「PCX160」のライバルとも言えるモデルが、ヤマハ「NMAX155」でしょう。車格やデザイン、価格も似ていることから、しばしば比較対象とされることが多いバイクでもあります。

スポーティ路線のスクーターヤマハ「NMAX155」

 そんなヤマハ「NMAX155」ですが、ホンダ「PCXシリーズ」との大きな違いがあります。実は、「PCX160」のコンセプトがラグジュアリー路線に対して、「NMAX155」はスポーティ路線なのです。また、「NMAX155」は登場して早い段階で前後ディスクブレーキを装備していました。加えて、ブレーキには前後独立のABSを採用している点も注目に値するでしょう。

 続いて紹介するのは、スズキ「バーグマン200ABS」。150ccクラスのスクーターに分類されるバイクの中でも、最も大きい排気量、車格を持った1台です。また、150ccクラスと、250ccのビッグスクーターの中間のような印象が伺えるモデルでもあります。

従来のビッグスクーターのようなスタイルを持つスズキ「バーグマン200ABS」

 例えば、2人乗りのステップは折りたたみではなく、従来のビッグスクーターのように拡張されたステップを採用。大型のスクリーンを装備し、メットインもフルフェイスヘルメットが2つ入るスペースを確保しています。そのため、従来のビッグスクーターのようなスタイルでありながらも、250ccに寄せた150ccクラスといえるでしょう。

 次に紹介するホンダ「ADV150」は、150ccクラスの中でも唯一の特徴を持ったバイクです。ホンダ「PCX」シリーズをベースに作られており、シティーアドベンチャーをコンセプトにしたバイクとなります。

独特のスタイリングで強烈な存在感が特徴のホンダ「ADV150」

 走破性を意識したサブタンク付きリアショックが特徴で、最低地上高も「PCX」と比べ30mmほど高くなっています。また、ブレーキはコンビブレーキではなく、前後独立したものになっておる点もポイントです。「PCX」のテイストを持ったまま、アドベンチャーの要素を取り入れ、街乗りや趣味でも楽しめる1台といえるでしょう。

 最後に紹介するのは、ヤマハのLMWテクノロジーを採用している「トリシティ155」です。リバーストライクとは、前輪が2つ、後輪が1つの3つのタイヤが装備された抜群の安定感を誇る車両です。

ヤマハのLMWテクノロジーを採用している「トリシティ155」

 前輪が2つあることから、雨の日や風が強い日でもふらつきや、スリップによる転倒のリスクを抑えてくれるのです。さらに、二輪車の悩みである立ちゴケや転倒も解決してくれるでしょう。よほどのことがない限り、3輪バイクが倒れる心配はないといえます。そのためバイクよりも安定しており、なおかつ通勤でも使える乗り物が欲しい方にはぴったりの1台といえます。

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 オススメの150ccスクーターを5車種紹介しました。150ccバイクは250ccと125cc高速道路が乗れることからも、高速道路を走行する機会が多い方には嬉しいバイクといえるでしょう。購入を検討している方は、本記事を参考にしてみてはいかがでしょうか。

【了】

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