関越道「寄居PA」で出会った絶品「深谷ねぎ塩だれ豚丼」!! バイクで行く高速道路グルメ

ツーリングの途中で立ち寄る高速道路のPAでは、予想以上に満足度の高い「PA飯」と出会えることもあります。関越道「寄居PA」(下り)で食した「深谷ねぎ塩だれ豚丼」は、旨味が凝縮した絶品の丼でした。

地元の特産品を使ったPA飯、とくに寒い時期は深谷ねぎを堪能したい

 NEXCO東日本では、中・小規模のSA(サービスエリア)・PA(パーキングエリア)の42店舗を『YASMOCCA(ヤスモッカ)』のブランド名で展開しています。関越自動車道「寄居PA」(下り)もそのうちのひとつ。トラックドライバーやビジネスユーザーなどに、「休もっか」「休もうよ」と気軽に立ち寄れるよう「いつもの“ホッと”があるお店」を目指しているそうです。それはもちろん、ツーリングライダーにとっても休憩地として便利です。

「深谷ねぎ塩だれ豚丼」(780円)は、柔らかくて甘みのある深谷ねぎと豚肉が塩だれで炒められてご飯の上に。塩味濃いめの豚肉と深谷ねぎの甘みが最高に合う!

 さて、ツーリング途中で「寄居PA」に立ち寄ってオーダーしたのは、「深谷ねぎ塩だれ豚丼」(780円)です。深谷ねぎと言えば埼玉県深谷市の特産品。とくに11月下旬から2月の寒い時期に育つ深谷ねぎは甘みが増して柔らかく、鍋物やみそ汁はもちろん、パスタなど何にでも合います。

 出来上がった豚丼は、その名の通り、塩だれによって少し濃いめに味付けがされています。やや塩分多めかなと思いましたが、深谷ねぎの甘みによって見事に中和されています。厚みのある深谷ねぎは、これだけでも食べ応えがあります。

 塩だれ豚肉と深谷ねぎの炒め物はご飯との相性が抜群。そんな丼とみそ汁、漬物がセットでこのお値段。ちょっとお得な気分です。こちらのフードコートではほかにも深谷ねぎを使ったメニューがあり、ラーメンやスタミナ定食などでも食べられるようです。

PAらしいコンパクトな施設ながら、店舗の内容は充実。広くはないが2輪専用の駐車スペースも確保されているのが嬉しい

 フードコート以外を見てみると、美里(埼玉県)産の野菜も販売中でした。PAによっては地元野菜が購入できるところがありますが、これも楽しい発見です。また、お土産やお菓子なども充実しています。今回は埼玉県寄居産のみかんを使用した「寄居蜜柑バウムクーヘン」(432円)を購入してみました。帰宅後、冷蔵庫で冷やしてから食べてみると、封を開けた瞬間にほのかな柑橘系の香りが漂い、爽やかな味わいでした。

 PAらしくコンパクトな施設ではありますが、なかなか充実した旅の休憩となりました。

【了】

【画像】関越道「寄居PA」(下り)のPA飯を見る(9枚)

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