ホンダ「CRF1100L Africa Twin」 装備の充実や機能の熟成で進化した新型発売
ホンダは装備の充実や機能の熟成が図られた大型アドベンチャー「CRF1100L Africa Twin」新型モデルを発売します。どのような進化を遂げたのでしょうか。
装備も機能も充実の大型アドベンチャー
ホンダは大型アドベンチャーモデル「CRF1100L Africa Twin」シリーズの装備を充実させ、「CRF1100L Africa Twin Adventure Sports ES」を1月27日、「CRF1100L Africa Twin」を4月21日に、また、前後サスペンションストロークを伸長し、オフロード走破性をより追求した「CRF1100L Africa Twin<s>」ならびに「CRF1100L Africa Twin Adventure Sports ES<s>」を受注期間限定(1月13日から3月31日)でそれぞれ5月20日に発売します。
2019年に登場したCRF1100L Africa Twinは、2016年に次世代アドベンチャーモデルとして発売された「CRF1000L Africa Twin」の開発コンセプト「True Adventure」を踏襲しながら、排気量アップや軽量化が図られた大型アドベンチャーモデルです。
最新モデルでは全タイプにわたり、スマートフォンとの連携で利便性を高めるAndroid Auto(Android 5.0以上のAndroid端末とAndroid Autoアプリのインストール、市販のバイク用Bluetoothヘッドセットとの接続が必要)と、昼間におけるフロントビューの存在感と高い被視認性を実現するデイタイムランニングライトをヘッドライトに採用。
パワーユニットは、最新の排出ガス規制に適合させるなど環境に適応させながら、市街地や未舗装路走行時に多用するスロットル小開度領域におけるフューエルインジェクション・セッティングの最適化、「デュアル・クラッチ・トランスミッション(DCT)」搭載タイプでは変速タイミングの熟成を図るなど、力強さと扱いやすさが追求されています。
なお、タイプ別の装備ではCRF1100L Africa TwinとCRF1100L Africa Twin<s>にリアキャリアを標準装備し積載性を向上。CRF1100L Africa Twin Adventure Sports ESとCRF1100L Africa Twin Adventure Sports ES<s>はウインドスクリーン形状を変更することでライダーへの走行風の巻き込みを低減させるなど快適性の向上が図られています。
CRF1100L Africa TwinとCRF1100L Africa Twin<s>においては「グランプリレッド」の1色、CRF1100L Africa Twin Adventure Sports ESとCRF1100L Africa Twin Adventure Sports ES<s>では「パールグレアホワイト」の1色が用意されたCRF1100L Africa Twinシリーズの価格(消費税10%込)は163万9000円からとなっています。