時代を越えて愛されるレジェンド俳優

　時代に愛された“永遠にカッコいい反逆児”。そして、映画史上最も美しい碧い瞳を持つ男、ポール・ニューマン。伝説のハリウッド・スターでありながらリベラルな生き方を体現した稀代の名優の、魅力あふれる4作品が一挙公開されます。

　この特集上映は、誰もが知る不朽の名作や密かに人気を博す隠れた傑作を東京テアトルのセレクションで贈る＜テアトル・クラシックス＞の第2弾。「往年の映画ファンには、古き良き時代の思い出の作品を再びスクリーンで堪能する喜びを／これまで旧作に馴染みのなかった若い世代には、クラシック映画の素晴らしさをお届けする」をコンセプトに、映画鑑賞の“醍醐味と粋”を堪能できます。

　今回上映されるのは、『熱いトタン屋根の猫』（1958年）、『ハスラー』（1961年）、『暴力脱獄』（1967年）、『明日に向って撃て！』（1969年）と名作揃い。20世紀のアメリカを代表する名優として、いまだに多くの映画ファンに愛され続けるポール・ニューマンの魅力を再確認できるプログラムです。

　そんなポール・ニューマンは、スティーブ・マックイーンと並ぶ“バイクの似合う俳優”の一人。ニューマンの愛車がトライアンフのボンネビルT120だったことは有名でしょう。監督も務めた『オレゴン大森林／わが緑の大地』（1971年）ではチェコ産バイクCZ250に乗っていましたが、こちらは数年前に『イージー・ライダー』（1969年）でピーター・フォンダが乗っていたブルタコなどと一緒にオークションに出されていました。

　色褪せない傑作たちをぜひ大スクリーンで観たい「名優ポール・ニューマン特集　碧い瞳の反逆児」は、2022年10月21日（金）よりシネ・リーブル池袋、新宿ピカデリーほか全国順次公開です。