オフロードが楽しい電動バイク サーロン新型「Ultra Bee」登場!! 絶妙な車体バランスと洗練された走行性能が魅力

オフロードでの純粋なファンライドに特化した電動バイクメーカー『Sur-ron(サーロン)』から、新開発モデル「Ultra Bee(ウルトラ・ビー)」が登場し、日本の正規輸入代理店であるコハクジャパンは予約の受付を開始しました。どのような特徴を備えているのでしょうか。

サーロン第3の刺客、好バランスの車体で選択肢を拡大

 オフロードでの純粋なファンライドに特化した電動バイクメーカー『Sur-ron(サーロン)』から、新型モデル「Ultra Bee(ウルトラ・ビー)」が登場しました。軽量コンパクトな原付区分に相当する「Light Bee(ライト・ビー)」シリーズと、フルサイズのモトクロッサー「Storm Bee(ストーム・ビー)」(排気量250ccクラスに相当)の中間に位置するモデルです。日本においては正規輸入代理店であるコハクジャパンが、2023年3月2日より予約の受付を開始しました。

Sur-ron新型「Ultra Bee」 ※写真は競技仕様
Sur-ron新型「Ultra Bee」 ※写真は競技仕様

 新たに「Bee(ビー)」ファミリーに加わった「ウルトラ・ビー」は、74V55AHの高性能リチウムイオン電池(総重量20.5kg)と、第4世代となるパワープラットフォームを軽量アルミ合金鍛造フレームに搭載し、最大出力12.5kW(定格出力6kW)、最大トルク440N.mを発揮する、ミドルサイズの電動オフロードバイクです。仕様違いで競技向け(公道走行不可)と公道向けが用意され、公道走行には普通二輪免許以上が必要です。

 車体は前後19インチホイール、自社新開発のフロントフォーク、リアサスペンションシステムを搭載し、前後240mmのトラベル量と最低地上高318mmを確保、シート高は910mmとなっており、バッテリー含む車体重量は85kg(競技仕様)という軽さを実現しています。

 ハンドルまわりのシンプルなスイッチからはライディングモード(スポーツ/エコ/ドライブ)やトラクションコントロール(3タイプ)の切り替え、またリバースモードによる後進などが簡単に操作可能です。

 シート下には専用の充電器が格納され、車体とは別に運ぶ煩わしさが解消されています。充電時間は約4.5時間となっており、一般ライダーが満充電から0%になるまでオフロードコースを走り続けるには、相当な体力と持久力が必要となります。

写真右から、新型「Ultra Bee」、フルサイズの「Storm Bee」そして最もコンパクトな「Light Bee」と、3機種が揃った「Bee Family」
写真右から、新型「Ultra Bee」、フルサイズの「Storm Bee」そして最もコンパクトな「Light Bee」と、3機種が揃った「Bee Family」

 サーロンの新型「ウルトラ・ビー」シリーズのメーカー希望小売価格(消費税10%込み)は、競技仕様の「Ultra Bee X」が104万3900円、公道仕様の「Ultra Bee T」が109万8900円となっています。

【画像】Sur-ron新型「Ultra Bee」を詳しく見る(10枚)

画像ギャラリー

最新記事